大規模RC造多層階住宅の
地下室建設で見かけたこれは何?

新築工事が始まると、現場へ様子を見に来るお施主様が
多くいらっしゃいます。これは何の作業中なのか?
これは何のために設置しているのか?などの疑問にお答えします。

今回は、こちらの畳70帖もの広さがある大規模な地下室工事の現場で見かけた、『これ何?』についてご紹介します。

赤銅色の鉄鋼

今回の注目点は、存在感のある大きな赤銅色の鉄鋼です。

この鉄鋼、周囲をぐるりと囲う部分の名前を『腹起し』、
中央を横断する部分の名前を『切梁』といいます。

地下室を作る際、まず地面を掘り下げていきます。
その際に、掘った部分が崩れてこないように土留めという作業を職人の手で随時行います
地下室空間をぐるりと囲っているのが、土留めとして用いられる『矢板』です。

東京に多く見られる、広さに制限のあるお土地での地下建設では、
この『矢板』の土留めだけで周囲の土が崩れないようにする役割を十分に果たせるのですが、
こちらのような70帖もの大規模な地下室工事ですと、
木製の土留めだけでは周囲の土を抑えるには強度に少し不安が残ります。

そこで登場するのが先ほどの『腹起し』と『切梁』です。

矢板』を支えるために『腹起し』を施し、『腹起し』を施すだけでは
強度が足りない時は、さらに腹起しを支えるための『切梁』を設置します。

こうすることで、地下室の周囲に大型の重機が入っても土壌が崩れる心配なく、
安全に作業をすることができます。

 

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注目したいポイント、工夫などをご紹介していきます。

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