最近のキッチン事情
~収納スペースの進化①~

東京の新築建替えで、木造、鉄骨造、RC造などのお家の構造に関わらず、
家作りの重要なポイントの一つであるキッチン。
今回は、現在も日々使い勝手良く進化しているキッチンの収納についてご紹介します。

皆様は今どのようなキッチンをお使いでしょうか?

キッチン下の収納やシンクの排水溝の位置、コンロ周りやコンロ上の換気扇など、
年代によってキッチンの傾向も徐々に変わってきています。

1980~90年台に多く作られたキッチンと
近年主流のキッチンについて2回に分けてご紹介します。
早速、1980〜90年代に多く作られたキッチンを見てみましょう。

1980~90年代に多く作られたキッチン
この時代のキッチンは、キッチン下収納の扉が観音扉になっており、
中の物を探すために扉を開けてから閉めるまでの動作が
「扉を開ける、屈む、中を覗き込む……」と全部で10動作が必要だと言われていました。
いちいち屈みこまないと物を探せないのは少し億劫ですよね。

さらに、収納した物の上、シンクやコンロの真下の空間も活用しにくい
デッドスペース(使えない空間)になり、
空間を有効活用できていない点がもったいない状態でした。

また、近年では耐震性への関心が高まっていますよね。

皆様は「耐震ラッチ」をご存知でしょうか。
耐震ラッチとは地震の揺れを感知して、扉にロックをかけてくれる安全装置のことです。
この耐震ラッチ、1995年の阪神淡路大震災を機に開発が始まったため、
1980~90年代に見られた多くのキッチンでは未設置でした。

現在は、多くのキッチンでこの耐震ラッチが導入されているんですよ。

耐震ラッチ
次回は、近年主流になっている進化を遂げたキッチンを主軸に
近年のキッチンと昔のキッチンの違いについてご紹介します。