2018.12.06

木造住宅と鉄骨住宅を徹底比較 どちらが良いのか解説

木造住宅と鉄骨住宅の魅力

家を新築するとき、木造住宅、鉄骨住宅、どちらにすべきか。特に東京や都市部の限られた敷地で土地を有効活用するなら、どちらも魅力で悩ましいところです。そこで今回は、木造住宅と鉄骨住宅の特徴を、費用や工期、耐用年数など、メリット・デメリットを比較して、どちらが良いのかを徹底解説します。

木造住宅と鉄骨住宅の特徴を把握しよう

木造住宅と鉄骨住宅の特徴

住宅はその構造や工法など日々技術が進化しています。木造、鉄骨造の他に、RC(鉄筋コンクリート)造など、新たな工法や技法が進歩を遂げ続ける中で、昔ながらの木造住宅も多くの支持を集めています。そこで、まずそれぞれの住宅の特徴を把握し、違いを認識することからはじめます。二つの違いを比較しながら、その中から自分に合う住宅を見つけましょう。

木造住宅の特徴と価格

木造住宅の特徴

日本の木造建築の歴史において、法隆寺などの歴史的建造物から現代の木造住宅に至るまで、その技術も進歩しています。「木造住宅ならではの良さ残し、改良を重ねながら、現代のライフスタイルに合わせて変化」し続けていると言ってもよいでしょう。

木造住宅は、文字通り木を建材として建築された家。伝統の在来軸組工法、2×4(ツーバイフォー)など様々な工法で建てられています。

木造住宅における「火災」などの防火・耐火への対策は重要です。しかし、木の家だから燃えやすいのではないかと不安を感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は「木は燃えにくい」という特徴もあります。確かに木自体、表面は燃えやすい素材です。しかしながら表面が若干燃えることで表面が炭化し、中心部まで燃えるのを防いでくれる構造になることはよく知られています。炭のうちでも備長炭などは強度もあることからもわかるように、木造住宅の柱などが完全に燃えるまでには、かなりの時間がかかります。

RC住宅や鉄骨造住宅との大きな違いは、家自体の荷重です。木の素材は軽く、丈夫なものの代表です。家自体の荷重の中では最も軽く、地盤に対しての不安度は他の構造より低いといえます。

木造住宅の価格、工期、耐用年数

木造住宅の坪単価は50~80万円程度、建築期間は3か月~6か月程度です。

法定耐用年数は22年です。
(出典)e-Gov「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」

 

鉄骨住宅の特徴と価格

鉄骨住宅の特徴

鉄骨住宅は、構造体に鉄骨を使い地震に備え強度が非常に高くなっています。鉄骨住宅は構造計算が行われますので、この構造計算により算出される耐震性は、目に見える安全のひとつとして有効です。

また耐久性も防錆塗装を行うことにより、劣化を防止することも可能です。

そして一番の特徴としては、木造住宅よりも柱をある程度自由な位置に建てることが可能なので、自由な間取りや大きい空間を設けることができ、デザイン性の広がりは格段に良いのが鉄骨住宅の強みです。

なお、鉄骨住宅には大きく分けて軽量鉄骨と重量鉄骨の2種類があります。軽量鉄骨住宅とは、大量に生産するプレハブのような細い骨組みで組まれています。重量鉄骨住宅とは太い柱と大きな梁で組まれた骨組みで組まれています。

鉄骨住宅の価格、工期、耐用年数

鉄骨住宅の坪単価は60~90万円程度。建築期間は3か月~6か月程度です。

なお法定耐用年数:軽量鉄骨19年、重量鉄骨が34年となります。
(出典)e-Gov「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」

 

木造住宅と鉄骨住宅のメリット・デメリットは何?

木造住宅と鉄骨住宅のメリット・デメリット

木造住宅と鉄骨住宅は、素材の違いはもとより、メリットもデメリットも異なります。それぞれの良さや課題などを知ることは、住宅を選ぶ上で重要です。以下にその違い具体的に比較していきましょう。

木造住宅のメリット

建築費用が抑えられる

鉄骨住宅に比べて木造住宅の建築コストは魅力です。使用する木材の種類によって差は出ますが、鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造に比べて木造住宅の材料費は安価に抑えられます。そして何よりの違いは構造体の荷重の違いです。木造住宅は構造体が軽いため、基礎工事にかかる手間が格段に違いが出ます。その分の費用も抑えられることになり、近年は規制緩和および住宅性能の向上から木造3階建て、4階建て住宅も増えており、縦方向の拡張、つまり多層階の選択の幅が広がってきました。なお、鉄骨住宅には、柱に耐火処理や防錆処理が施されますが、木造住宅は、内装の下地材や木材自体の厚みによって耐火効果があるため特別な処理の必要がありません。

間取りやデザインの自由度が高い

木造住宅の構造は、基礎と土台、そして柱と梁で強度を保ち、屋根を支えています。家の基本は構造体にありますのでこれらの構造体がしっかりしていれば、それ以外の部分では自由度は高まります。リフォームや増築への適応能力に対しても柔軟に対応することができます。そのため、長年暮らす予定の住宅として長く選ばれている部分でしょう。そして何より自然素材を使った住宅や光熱費ゼロの住宅、驚くほどローコストな住宅など、選択肢の多さもメリットとして上げられます。価格の部分でも間取りやデザインの部分でも、納得のいく自分の理想にあった家づくりが可能なのです。

木材の持つ調湿効果力

木材という素材の持つ力のひとつに、調湿効果があります。その特徴を活かし室内を湿度を調節してくれます。そのため家の傷みに直結しやすい結露やカビの発生を比較的に抑えることができます。住まいは、人生の大部分を過ごす大切な場所。家族全員が元気に、楽しく、そして何よりリラックスできることはとても大切です。

木造住宅のデメリット

耐久性を考慮したメンテナンスが必要

木の素材自体は丈夫なものですが、耐久性の部分では鉄筋コンクリートや鉄骨構造に比べるとどうしても劣ってしまいます。どの構造の住宅も同様ですが、定期的なメンテナンスと住み方によっては長く住み続けることもできます。気をつけたいポイントとしては、防蟻点検や配管関係、そして外装のメンテナンスです。そして木造住宅の場合、不具合があると構造体への影響が出る場合もあります。その被害が表れる前に発見し、修繕することで家の寿命も長くなります。

シロアリなどの害虫による被害

木という自然界の素材を使用するればこその被害です。どうしても環境などによりシロアリなどの害虫被害が発生する危険性はあります。一般的な予防としては、5年ごとに防蟻点検や薬剤散布を実施するなど構造体への侵食を起こさないようにすることが大切です。

火災への備えがより重要

確かに柱の中心に燃え広がるには時間はかかりますが、鉄筋コンクリート構造の住宅と比較すると火災に対して弱いと評価される部分は否めません。実際の違いでは火災保険の金額も違ってきています。一般的に木造住宅の年間の保険料は、鉄筋のコンクリート構造や鉄骨構造と比べて約2倍ほど保険料が違います。木造住宅は、燃え尽きるまでに時間がかかりますが、外装に防火サイディングなどの防火措置を施すことで延焼を防ぐ可能性も高まります。そしていろいろな工夫を施すことにより、万が一の場合は避難するまでに十分な時間を稼ぐことも可能です。

鉄骨住宅のメリット

鉄骨住宅のメリット

耐震性能の高さ

鉄骨住宅の特徴として、地震の時には 建物が揺れてエネルギーを吸収します。そして必ず元に戻る性質があります。その特徴と性質を活かしながら、鉄骨住宅は高い耐震性能を誇っています。そして地震などの揺れなどでも突然崩壊するなどの可能性が低い部分も特徴のひとつです。近年は地震などの自然災害も、多く発生しています。そして発生している場所も、時期もいつ起こるのかは分かりません。防振性能を高めることで安心感を高めることが可能です。

間取りのデザインも自由。広い空間が取れる

木造では難しいとされる柱の位置も変更することが可能なので、車庫やリビングなどを含め木造では考えられないくらいの広い空間を設置することも可能です。解放感のある空間から、快適性の高い空間を作り出すことも可能なので、デザインの幅は広がります。そして重量鉄骨造では5間くらいまで柱を飛ばすことができるので広いリビングはもちろん、大きな窓を配置しても構造が弱くなる心配がありません。

保険料を抑えられる

鉄骨住宅で火災保険に加入した場合、木造住宅の頃よりも今までの保険料の半額以下になる場合もあります。それは木造住宅より火災が起こりにくい構造になっていることや、過去データの評価によるものです。そして火災保険とセットで加入の多い地震保険でも構造計算により評価されている安全の部分から、保険料を抑えることができます。

鉄骨住宅のデメリット

丈夫な基礎と地盤が必要

鉄骨住宅の最大の課題は、建物自体の荷重が高いことです。重量鉄骨ともなるとその荷重だけで20~30トンにもなります。ですから丈夫な基礎やそれを 支えるしっかりとした地盤が必要となってきます。もし軟弱な地盤だった場合には、 適切な補強を計画に入れて構造計算を実施。その上地盤改良を行う可能性もありますのでどうしても木造住宅より建築コストがかかる場合があります。

構造の複雑さゆえの工程の多さ

鉄骨住宅の場合、木造の住宅とは工程も変化します。それゆえに現場に携わる専門業者の数も木造住宅建築するの場合よりも多くなります。それに付随して打ち合わせの回数も増える場合もあります。またコンクリートを使用するがゆえに、コンクリート工事や断熱工事にも比較的時間がかかってしまうので、工期が長くなる可能性があります。

 

木造住宅と鉄骨住宅 おすすめはどっち?~3つの視点で最適な選択を

木造と鉄骨どちらがおすすめ?自分たちにあった方の住宅を選ぶこと!

木造住宅と鉄骨住宅の違いや特徴、メリット・デメリットなど、それぞれの特徴がありますのでどちらが優れているとは一概には言えないものの、今、家づくりを考えるにあたっては、以下のような視点で検討するとよいでしょう。

第1に、長所を生かし、短所を補うという視点です。木造住宅・鉄骨住宅はいすれもメリット・デメリットがあります。このことを前提にすれば、「如何に欠点を補うプランニングができるか」が鍵になります。例えば、コスト面では木造住宅に軍配が上がりますが、デザインの自由度の高さでは、鉄骨住宅の方に軍配が上がります。このように、何を重視するかによりどちらが優れているかが変わり、その欠点を補う方法を考えるという順番で検討するとよいでしょう。

第2には、土地の特徴にあった住宅を選択することです。つまり、その土地の特徴にあった最適な家の形、構造、間取りにするために、「自分たちの望むものをどちらの住宅であれば活かしてくれるのか」を考えることが重要です。その土地が狭ければ活用方法も変わります。変形地であれば設計の工夫が重要です。周辺環境の影響も考慮する必要があります。そのような総合的な観点から家づくりをプランニングしていくことが重要となります。

第3には、専門家に相談すること。木造、鉄骨それぞれの住宅の特徴を知り尽くした専門家に相談することが、その土地を最大限に生かす家づくりのポイントです。

建築コストなのか、耐震性なのか、デザイン性なのか。マイホームに求めるものは、人それぞれ違います。そのため、木造住宅か鉄骨住宅のどちらが良いかではなく、自分たちにあった方の住宅を専門家の知恵も総動員して選ぶ、ということが大切なのです。

 

まとめ

住宅をお悩みの方がいらっしゃいましたらm-lineまで

木造住宅と鉄骨住宅、それぞれにメリットがあるならば、その反面デメリット存在します。メリットを活かすことでどちらもより快適に暮らせるとともに、デメリットを知ることでそのリスクに関しても対策することで解消する場合もあります。自分たちらしい家づくりを広い視野で考えて決めましょう。どのような家づくりが最適かご検討中の方はM-LINEまでお気軽にご相談ください。

東京で木造と鉄骨の特徴を活かした最適な家を建てるなら

家を建てるということは、人生の中でそう何度もあるわけではありません。初めてならなおさら、不安なことや心配なことなど、たくさんあると思います。そんな時はぜひ、住宅のプロを頼ってみてください。

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