2018.12.16

RC住宅の良さとは

いつか自分の家をもちたい!そう考えている方もたくさんいらっしゃるでしょう。今回は住宅の中でもRC構造を使用したRC住宅に注目してみます。家づくりに大切な基礎知識から、RC住宅の魅力まで幅広く解説します。

家づくりの基礎知識

家と言ってもいろいろな構造・工法、そしてデザイン、間取りなどたくさんの種類があります。ここでは家づくりの基礎知識として、ぜひ知っておきたい!家づくりの基本性能を解説します。

家の構造とは

日本は災害が比較的多く発生しています。そしてその地震もいつ起こるか分からず、自分の所は大丈夫!とは思えないほど、いろいろな地域で発生しています。すべての災害が恐ろしいのですが、ここでは地震に耐える家の構造をまとめてみます。日頃から地震への対策を講じることは、大切な事です。対策の面では、住宅の構造でも大きく分けて3つの種類があります。どの様な構造があり、どう違うのかをご紹介します。

1.「耐震構造」

耐震構造とは、建物を耐震壁などの耐震部材を配置し、揺れに対して踏ん張って地震に「耐える」構造です。一番一般的な構造となっており、建築基準法で定めた耐震基準を満たす建物です。

  • 建物は大きく揺れるが、倒壊に至りづらい
  • 建物が揺れるため、内外壁に被害が出やすい
  • 家具なども転倒しやすいので注意や補強が必要

2.「制振構造」

建物内部や天井裏などにダンパーなどの制震装置を設置し、地震の力を吸収。「揺れを制御する」構造です。ダンパーを設置し、揺れを逃しながら地震に耐える事ができます。

  • 耐震構造に比べると、揺れ幅が小さい
  • 揺れ幅が小さい事により、内外壁の損傷を比較的抑えることができる
  • 家具類は転倒の恐れがあるので対策が必要

3.「免震構造」

建物と地盤の間に免震装置を設置する事で、地震の揺れを軽減し揺れそのものを伝えないようにする構造です。タワーマンションやビルなどに採用されている構造です。

  • 地面に近い地盤免で揺れを吸収するので、揺れを小さく抑えられる
  • 揺れを抑えられるので、内外壁の損傷が少ない
  • 家具の転倒も少なくなる

このような違いがあります。ここでご紹介した内容は、あくまでも目安です。状況により変化します。ですが家づくりをする際には、地震に強い家も頭の中に入れておきたいポイントです。

快適性をUPする

いつまでも快適に住み続けることができる家づくり

長く生活するために必要な基本性能として、たくさんの性能があります。快適に生活するためのポイントとしては、断熱・気密性・遮熱・換気は重要なポイントを秘めています。家は建てておしまいではありません。その後に長い生活が続くのです。春夏秋冬、季節の変化があるのが日本の魅力のひとつです。いつまでも快適に住み続けることができる家づくりを考えてみましょう。

1.断熱 2.気密性 3.遮熱 4.換気

この4つの性能は一つかけても快適環境を維持するのは難しいです。例えば断熱を高めようと断熱材を厚くします。ですがいくら断熱材を厚くしても、熱の逃げ道があっては効果は出ません。断熱性を上げたから快適になるというものではありません。

断熱により家全体をくるみ込み、屋外の熱の影響を防ぎます。機密性より、室内温度や通気性を保ち、断熱性をサポートします。遮熱性により室内の温度上昇を防ぎ、冷暖房効率を高めます。計画的な換気により室内の空気の汚れや湿気を管理します。この4つのトータルバランスが重要なのです。

今回は基礎知識として地震対策と快適性を解説してきましたが、まだまだ気をつけたいポイントがたくさんあります。家という商品は、奥が深い商品です。

RC住宅の基礎知識

家の構造でも大きく分けて3種類(木造・RC造・鉄骨造)がありますが、今回はRC構造を使用したRC住宅に注目します。他の構造は以前紹介した「鉄骨住宅を考える」を参考にして下さい。

RC造(鉄筋コンクリート造)とは

RC造(鉄筋コンクリート造)は、英語の「reinforced concrete(補強されたコンクリート)」の頭文字をとった名称です。コンクリートの中に強い鉄筋を埋め込んだ構造になっており、鉄筋とコンクリートの強みを組み合わせることでより高い強度があり、それに伴い高い耐震性と耐久性を持ち合わせた住まいが完成します。この高い強度・耐震性・耐久性は、コンクリートと鉄筋(鉄)の良さが融合された事により実現しています。コンクリートの特徴である圧縮に強い部分と、鉄筋(鉄)引っ張りに強い部分です。そしてその反面の弱い部分(コンクリートの引っ張りに弱い、鉄筋(鉄)の風雨にさらされると、錆びるので弱いなど)も補っています。鉄筋の入ったコンクリートで造られた6面体が主軸となって、外圧を1点に集中させない事により、建物全体をバランスよく保っています。

似ているけど違う!鉄骨・鉄筋コンクリート(SRC造)

名前的には似ていますが全く違う構造なのが鉄骨・鉄筋コンクリート造(SRC造)です。こちらは基本となる柱や梁を鉄骨で組み上げています。そしてその周辺に鉄筋を配置してコンクリートを流し込む工法になっています。さらに強い強度部分から、高層ビルなどの工法に使用されています。鉄骨・鉄筋コンクリート造(SRC造)の名称も、英語の「steel reinforced concrete」の頭文字から取られています。

RC住宅のメリット

RC住宅ならではのメリット

ここではRC住宅ならではのメリットを紹介します。<安全・安心面>と<デザイン・その他性能>からメリットの中でも特に注目してほしいポイントをまとめました。

<安全・安心面>

1.耐震性能が高い

コンクリートと鉄筋(鉄)を合わせる事でコンクリート自体の強さを高め、さらに外圧を1点に集中させない事により揺れが一点に集中する事を防いでいます。その事により揺れ自体が全体に分散される特徴を持っています。先程説明した制震装置を設置した住宅と同じように揺れを受け流すことができる訳です。

2.耐火性が高い

コンクリート自体が元々、火に強い素材です。住宅の法定耐用年数も木造の住宅よりも倍以上長い事も強さの証明でしょう。耐火性能が高い事により、隣家の家が火事になった場合など、大切な家を守るひとつのポイントとなります。災害の中では火事は注意をする事により、防げる可能性が高い災害です。耐火性も重要ですが、火事を出さない日頃の対策こそが大切かもしれません。

<デザイン・その他性能>

1.デザイン性が高い

木造では構造上難しい大空間を作る事が可能です。その大空間を最大限利用しながら、広々としたリビングや、空間の大きなガレージなど、可能性が膨らみます。そして建物から優しさを感じる様な、カーブを描く2次曲面や、球面のような3次曲面もをつくることもRC造(鉄筋コンクリート造)では可能です。その部分では設計の自由度は本当に高く、魅力的です。設計の自由度が上がる事により、自分らしい住宅も夢ではありません。

2.防音性能が高い

元々コンクリート自体が防音性能が高い素材です。なのでコンクリートを使用した構造なので、音が漏れにくくなります。この高い遮音性は内側からの音を遮音するだけでなく、外からの音も低減されます。静かで快適な空間が実現できます。

メリットをまとめると、安心・安全性の高さと、デザインや間取りの自由さなど、住宅を建てる時に欲しい、あったらうれしい部分が多くあります。あなたの希望に一歩近づく、RC住宅です。

RC住宅のデメリット

RC住宅の抱えるデメリット

メリットがあればやはりデメリットも存在します。RC住宅の抱えるデメリットをまとめてみました。

1.重量がかかってしまうRC住宅

主材料がコンクリートと鉄筋(鉄)のため、どうしても重量が重くなってしまいます。建築重量は地盤などの問題に直結します。

2.建築費用がかかってしまう

コンクリート+鉄筋(鉄)を使用して建てるRC住宅(鉄筋コンクリート造)ですから、やっぱり木造住宅などと比べると建築費用に差が出てきてしまいます。また、強固な地盤が必要なための地盤改良や建築工程などから高くなってしまいがちです。

3、断熱性能が弱点

RC住宅は断熱性能に関しては、正直高いとは言いきれません。その原因は主材料のコンクリートと鉄筋(鉄)が関係しています。このふたつの主原料は熱伝導率が高いため、木造住宅に比べると夏は暑く、冬は寒いという環境に陥りがちなのです。この断熱性能も今は断熱材も進化していますので、対策は十分可能です。

4.結露が発生しやすい

RC住宅は、高気密住宅です。機密性が高いためどうしても結露などが発生しやすい環境ではあります。ですので建てる際にきちっとした換気システムが必要となります。24時間換気システムなどいろいろな換気システムがあります。換気が重要というデメリットを理解していて、対策していれば適切にクリアできるデメリットです。

デメリットをまとめて感じた事は、RCだからこそのデメリットのような感じです。デメリットは決して欠点だけではありません。断熱性や結露の問題などは、解消する事も可能です。

なぜ選ばれる「RC住宅」

快適に過ごせる家としてRC住宅が選ばれている

今回はいろいろな住宅がある中でRC住宅について注目してきました。魅力的なメリットで選ばれている部分も多いとは思います。そしてやはりオーナー様の思いの中には、「愛着のある我が家。やっぱり1日でも長く住み続けたい」という部分ではないでしょうか。ここでこんな事があったねなど、初めは少ない思い出も、住み続ける事で増えてきます。そして日本の住宅の立替サイクルは、約20年から30年と言われています。RC住宅はどうなのでしょうか。1998年の税制改正によって現在、RC住宅の法定耐用年数47年と表記されています。法定耐用年数=家の寿命ではありませんが、家を検討する材料としては大切な部分です。

家が長くもつ事は、家計への負担はもちろん、立替のために排出されるごみの削減など、環境面にも大きくかかわってきます。できるだけ長く住める家!快適に過ごせる家としてRC住宅が選ばれている理由が大きいのではないでしょうか。

 

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M-LINEを運営するou2株式会社は、木造注文住宅のクレバリーホーム(フランチャイジー)を始め、リフォームのアールツーホーム、不動産とリノベーションのD-LINEなど、東京23区に特化した住宅総合サービス企業です。
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