2018.12.30

木造住宅と鉄骨住宅の比較

日本全国にいろいろな住宅や建物が建っている現在。人が住む住宅の構造の種類も何種類もあります。そしてその中に「木造住宅」と「鉄骨住宅」も含まれています。住宅を購入する際に、決めなければいけない事柄は本当に数多くあります。まずはどのような立地に家を建てるのかなどの土地の選定。そして間取りや住宅ローンなど、楽しいことから耳に痛いことまでさまざまです。しかしそれらと同じぐらい重要なのは、住宅構造の種類を選ぶことです。住宅構造の違いによって、特徴や性質などがいろいろ変化します。自分のライフスタイルに合わせた住宅を選ぶために、相応の知識を持ち合わせていることが望ましいです。そこで今回は、木造住宅と鉄骨住宅の違いについて解説します。

 

木造住宅とは?

木造住宅とは

木造住宅とは、日本の住宅の中最も多く建てられている住宅です。住宅の主要な部分に木材を用いている構造で、日本では古くから寺社仏閣を含めた数多くの建物にいられています。日本の住宅としても最も一般的で普及性の高い構造形式と言えるでしょう。他の構造形式に比べ比較的、建築コストも抑えることも可能で、間取りの自由度も高くリフォームや改装などがしやすいという特徴があります。また鉄やコンクリートなどの素材と比較しても、優れた吸水性・吸湿性があり温湿度条件が季節によって大きく変化する日本の風土に合った素材となっています。その素材を使用した住宅ですから、吸水性・吸湿性を活かした家が完成します。その様な背景から、昔も今も多く建てられています。

 

鉄骨住宅とは?

鉄骨住宅とは

鉄骨造住宅とは、主要な構造部の材料に鉄骨を用いた住宅です。主要となる柱や梁などには、断面がアルファベットのHの形をした「H型鋼」や四角形の「角型鋼」などが使用されています。その他の構造部材としてコの字形をした「溝型鋼」やアルファベットのLの形をした「山形鋼」などが用いられてます。ひとことで鉄骨を使用しているとはいえ、多くの鋼材を駆使しながら建てられている住宅です。そして鋼材は高い強度を持ち合わせ、架構形式や部材寸法を選定することにより柱のない大空間をつくることも可能です。鉄骨造住宅は、大きく「軽量鉄骨造」と「重量鉄骨造」に分けられます。軽量鉄骨造には、厚さ6mm未満の鋼板からなる部材が使用されています。そして軽量鉄骨造は重量鉄骨造に比べ、部材単体の強度に関しては低くなってしまいます。その対策として、柱と梁の間に「筋かい」と呼ばれる斜めの部材を設けるブレース構造とするのが一般的です。そして軽量鉄骨造の大きな魅力は、「プレハブ工法」の採用です。あらかじめ工場で一定の組み立てをしているるので工期が短く、一定の構造品質が保ちやすいなどのメリットがあります。

 

木造住宅と鉄骨住宅の比較

木造住宅と鉄骨住宅の比較

木造住宅と鉄骨住宅の基本部分を解説してきました。ここでは木造住宅と鉄骨住宅を比較する際に気にかけたいポイントとなる点を紹介しましょう。

● 木造住宅と鉄骨住宅の比較ポイント

マイホームを購入する際に注意するべきポイントは、下の6点です。

・住み心地

・家族構成との兼ね合い

・デザイン性

・耐久性

・メンテナンス性

・建築コスト

これらのポイントから自分の家に必要な部分が何かを判断し、木造住宅がいいのか。それとも鉄骨住宅選ぶべきなのかなど重要なポイントになります。例えば、住み心地や家族構成との兼ね合いの部分で考えた場合、マイホームを建てた場合の間取りや部屋の広さ、防音性などに影響します。そして日常生活では感じずらい耐久性やメンテナンス性は、長く住んでいく上でとても大切なポイントです。もちろん価格は購入する人にとっては重要な部分です。これら6点のポイントを踏まえて、木造住宅と鉄骨住宅のどちらが自分のマイホームを建てる上でしっくりくるのかどうかを検討していきましょう。

● 価格から見る比較

一番気にかかる価格の部分を比較

ここでは購入の際に一番気にかかる価格の部分を比較してみましょう。木造住宅と鉄骨住宅の価格の差は、鉄骨住宅が工場生産されているかどうかで大きく異なってきます。例えば鉄骨住宅の場合、プレハブ工法を採用すると工場でほとんどの部品を組み立てて、それらの組み合わせることにより住宅を完成させます。そのような場合、注文を受けてから工場生産したパーツを組み合わせるだけなので、費用は抑えることが可能です。そして工場での生産管理がしっかりと行われているので、品質の面でも高いのが特徴です。その反面、部品を全て注文された住宅に合わせて作る場合は、建築コストもかかってしまいます。一方の木造住宅に関しては、使用する木の値段や質、大工さんの技量によって費用が変化する場合があります。そして品質の部分では大工さんなどの現場の技量が家の出来栄えに大きくかかわってくる傾向がります。

このように住宅の価格に関しては、木造・鉄骨に関わらずどれだけ手間がかかるか、どれだけ高品質かによって価格は変化します。ですから価格の部分で木造住宅と鉄骨住宅で比較するのは難しいかもしれません。

 

木造住宅と鉄骨住宅 それぞれのメリット

木造住宅と鉄骨住宅それぞれのメリット

● 木造住宅のメリット

① 鉄骨住宅に比べ、コストが抑えられる

建てるメーカーや使用する素材などによっても変化しますが、価格の部分をみると一般的には木造住宅の方がコストを抑えることが可能です。

② 気密性が高い傾向にある

木造住宅は構造上、鉄骨に比べて壁量を増やす場合が多くあります。そのため窓が小さく、少なくなる傾向となっています。

● 鉄骨住宅のメリット

鉄骨住宅のメリット

① デザイン性も高く、空間や窓を大きくすることが可能

鉄骨住宅では、間取りを考える時に木造住宅では比較的難しとされる部分が可能となります。それは大きな空間を作ったり、大きな窓を設けることが可能です。例えば、なるべく壁や柱を減らして大空間のLDKが欲しいなどの要望がある場合、鉄骨住宅がおすすめです。そしてLDKに面した部分に天井まである大きな窓をいくつも並べたいという場合も同様です。これは鉄骨住宅の最大のメリットでしょう。

② 品質が安定している

鉄骨住宅の大きなメリットとしてあげられる部分では、品質の安定です。鉄骨は完全に工場で製作されます。品質管理もしっかりと行われています。そしてしっかりとした工程を遵守していれば、誰がやっても品質が維持できるのは大きいでしょう。

 

メリットとデメリットから見る比較

メリットとデメリットから見る比較

マイホームを建てる立地やその構造が持つメリットやデメリットによっても、向き不向きが違ってきます。例えば鉄骨という素材自体、錆びに弱い傾向があります。そのため海の近くに建てるには家にはやはり向いていません。直接出ている部分がなかったとしても、長く住む家としては不安が残ります。住む場所によって、メリットと思う部分がデメリットになったりと変化する場合があるのです。防災性の部分でも、家と家との間がとても狭い住宅地では、燃え移りやすい木造住宅のデメリットは予想以上に大きくのしかかります。このように、木造住宅と鉄骨住宅の耐久性、メンテナンス性のメリットやデメリットなどはマイホームを購入する土地や各家庭の環境によって大きく左右されるのです。

 

住宅の悩みをお聞かせください

「信頼できる会社を見極める」ここが一番重要な部分かもしれません

今回は、木造住宅と鉄骨住宅について比較してきました。マイホームを建てるならやっぱり後悔はしたくありません。自分の理想とする住宅を建てる時に選ぶポイントとしてなども参考に、しっかりと検討していきましょう。そして木造住宅はどうしても現場の職人さんの技量などが影響しやすい部分もありますので、ノウハウや技術力なども検討の要素に加えることも大切です。そしてどの構造の住宅を建てる場合であっても、「信頼できる会社を見極める」ここが一番重要な部分かもしれません。

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