2019.01.26

鉄骨住宅と鉄筋コンクリート住宅の違い

「鉄骨住宅」と「鉄筋コンクリート住宅」の違い

住宅の種類の中でもよく耳にする「鉄骨住宅」ですが、似たような名前の住宅では「鉄筋コンクリート住宅」というものもあります。普段何気なく気にしていない部分も気にかけると新たな一面が見えてきます。今回は似た名前の二つの住宅「鉄骨住宅」と「鉄筋コンクリート住宅」の違いに注目してみます。

 

鉄骨住宅とは

鉄骨住宅

鉄骨住宅とは、文字の通り鉄骨を使用した住宅です。主要な構造部分の材料に鉄骨を使用しています。

・断面がアルファベットのHの形をした「H型鋼」

・断面が四角形の「角型鋼」

・コの字形をした「溝型鋼」

・アルファベットのLの形をした「山形鋼」

上にあげたように、柱や梁などにはいくつかの種類鋼材を使用しながら、強固な住宅を創造します。また鉄骨という材料自体が高い強度を持ち合わせています。そして架構形式や部材寸法を選定することによって、木造住宅では難しいとされる柱のない大空間をつくることも可能です。そして鉄骨住宅は、下のような大きく二つの種類に分けることができます。大きな違いは鋼板の厚みです。

● 軽量鉄骨住宅

軽量鉄骨住宅

軽量鉄骨住宅には、厚さ6mm未満の鋼板からなる部材が使用されています。また一般的な特徴として軽量鉄骨住宅は、重量鉄骨住宅に比べて部材単体の強度が低い傾向があります。その分を補助するために、柱と梁の間に筋かいと呼ばれる斜めの部材を設けるブレース構造にすることが多い傾向がります。そして軽量鉄骨住宅の場合、プレハブ工法を採用している場合、あらかじめ工場で一定の組み立てをしているものを組み立てて完成させます。メリットとして工期が比較的短く住み、一定の構造品質が保ちやすい部分があげられます。

● 重量鉄骨住宅

重量鉄骨住宅

重量鉄骨住宅には、厚さ6mm以上の鋼板からなる部材が使用されています。強固の構造から柱の間隔をより大きくとることができることによって、柱のない広い空間を生み出すことが可能です。デザイン性もグッと上がり、自分らしい空間を演出することもできます。そして鋼板自体にに厚みがあるので、軽量鉄骨よりも強度を持っています。ですから柱と梁の間に筋かいと呼ばれる斜めの部材などは設けず、柱と梁で躯体が構成されるラーメン構造にすることが可能となります。鉄骨住宅は木造住宅と比較した場合、構造材の強度は確かにありますが、構造形式自体が似通っている部分から建物としては地震などに対して木造住宅より優位とはいいがたい一面があります。そして鉄骨そのものは火災に弱いという一面を持っています。

 

鉄骨住宅のメリットを解説します

鉄骨住宅のメリット

建てるならしっかりとその構造の特徴を理解することは大切です。鉄骨住宅のメリットは下のようになります。

● 耐震性の高さ

鉄骨住宅は文字通り鉄骨でできている住宅です。ですから鉄骨という素材自体でもその強度は確かなものです。そのため、耐震性能は安定している住宅です。

● 骨組みが経年劣化しにくい

住宅は悪条件の中私たちの暮らしを守っているので、長年住み続けていると劣化は避けられない部分です。特に木材は吸水性や保湿性なども高いので、時が経つにつれて反ったり曲がったりする可能性が高まります。ですが鉄は時が経つにつれて、反ったり曲がったりなどの形状の変化は見られません。ただし鉄の弱点といえば、サビと疲労破壊です。ですが現在の技術は、防錆材が優秀であることや日々進化しています。そのため住宅の使用用途で疲労破壊を起こす可能性は低くなっています。ですから経年劣化という観点からみると、鉄骨住宅は優秀な住宅と言えるでしょう。

 

鉄筋コンクリート住宅とは

鉄筋コンクリート住宅

鉄筋コンクリート住宅とは、英語ではReinforced Concreteとなりこの頭文字を取ってRCとも呼ばれています。ひとことで表現すると、コンクリートと鉄筋を一体化させた構造部材により架構された住宅です。鉄筋の特徴としては、引っ張る力に強い性質を持っています。そして相方のコンクリートは、圧縮する力に強い性質を持っています。このふたつの性質を組み合わせることで、より高い強度の柱や梁が構築されている住宅です。一般的に、鉄筋コンクリート造住宅は、建物強度が高く耐震性に優れている特徴を持っています。また材料の特性から、鉄骨住宅では弱いとされる火災にも強いという特徴もあります。作られる工法から見てみると、柱・梁・外壁・床などが隙間なく、一体になっている構造です。そのため気密性も高くなり、冷暖房を効率的に使用することができるというメリットもあります。そして壁や床がコンクリートで厚く充填されるているので、他の構造に比べても音や上階の床衝撃音に対する遮音性能が高くなっています。

 

鉄筋コンクリート住宅のメリットを解説します

鉄筋コンクリート住宅のメリット

● 耐震性の高さ

鉄筋コンクリート住宅の特徴として、地震などの外部からかかる力を面で受けて、分散させるモノコック構造を採用している場合が多い傾向になっています。そのため制震装置を設置した鉄骨軸組工法や、柔構造であるユニット工法と同様に揺れを受け流すことができます。そのことにより安定した耐震性能を実現することが可能です。

● デザイン性の高さ

鉄骨住宅や木造住宅では、曲線や円状のラインを施すことは難しいとされています。その点鉄筋コンクリート住宅の場合、主要な素材にコンクリートを使っている部分もあり、曲線や円状のラインを施すことができるようになります。そのため、外観のデザイン性に関しては、他の住宅より自由度は段違いにも高く、デザインによりこだわる方にはおすすめの住宅です。

● 耐火性

主な素材であるコンクリート自体、もともと火に強い材料です。

● 防音性

そしてコンクリートは、防音性能も高い素材でもあります。そのため外部への音漏れや、外部からの騒音も抑えることができます。例えば大音量で映画鑑賞をしたり、楽器演奏をしたり、大声で歌を歌ったり、などの大きな音を出してしまうような場面でも、近所に気兼ねなく楽しむことができます。

 

鉄筋住宅と鉄筋コンクリート住宅の強みを活かす

鉄筋鉄骨コンクリート住宅

鉄筋鉄骨コンクリート住宅・・・パッと見た瞬間は鉄筋コンクリート住宅と見間違えてしまいそうです。この鉄筋鉄骨コンクリート住宅も一緒に解説しておきましょう。

この鉄筋鉄骨コンクリート住宅とは、英語ではSteel Reinforced Concreteとなりこの頭文字を取ってSRCとも呼ばれています。鉄骨住宅でも解説したように、鉄骨は単体でも柱や梁に使用されるほどの強度をもっている素材です。そしてこの鉄筋鉄骨コンクリート住宅は、鉄筋とさらに太くて頑丈な鉄骨でコンクリートを補強しているので、しなやかさと強度がさらに増す部分が鉄筋コンクリート住宅とは違うところになっています。ですが鉄骨住宅、鉄筋コンクリート住宅単体でも建築コストは高い部分から考えると、この鉄筋鉄骨コンクリート住宅はさらに高コストになります。

 

あなたの夢をカタチにしてみませんか

自分にあった住宅を選ぶことが大切です

今回は、鉄骨住宅と鉄筋コンクリート住宅の違いについて解説してきました。それぞれに魅力的なメリットがあり、どちらもそれぞれに住みやすさをアップするポイントが含まれています。自分の理想とする住宅や家族の状況、そしてライフスタイルなどを幅広く考慮して、自分にあった住宅を選ぶことが大切です。M-LINEを運営するou2株式会社は、木造注文住宅のクレバリーホーム(フランチャイジー)を始め、リフォームのアールツーホーム、不動産とリノベーションのD-LINEなど、東京23区に特化した住宅総合サービス企業です。これまで新築・リフォームあわせて10,000件を超える実績があります。何か悩みや興味のある方は、ぜひ一度MLINEにご相談してみてはいかがでしょうか?

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