2019.03.17

二世帯住宅の共有型とは

二世帯住宅の共有型

現在の日本の現状として、少子高齢化、共働き世帯の子育て問題などさまざまな課題が発生しています。そして災害の多い日本。そんな災害が起こった時、別々の場所に生活しているとお互いの状況が分からず不安になる場合もあります。そんな時代背景の部分もあり、二世帯住宅への関心が高まってきています。ここでは親世代・子世代・孫世代、そんな幅広い世代が一緒に楽しく暮らすための情報を紹介します。今回は二世帯住宅でもいろいろなタイプがある中、二世帯住宅の共有型について注目してみます。みんなで暮らすためのニーズやプランニング、メリットなど幅広く解説します。

 

二世帯住宅のプランを見てみよう

二世帯住宅の種類

二世帯住宅と一言であらわしても、さまざまなタイプが存在しています。二世帯住宅としては大きく分けると下の3種類に分けられます。

・完全分離タイプ(分離同居)

・一部共有タイプ(共有同居)

・完全同居タイプ(完全同居)

親世代と暮らすことには変わりはありませんが、そのタイプによって特徴はだいぶ変わってきます。この3タイプの特徴を解説していきましょう。

 

<完全分離タイプ(分離同居)>

この3タイプの中では住まいを完全に分離させるパターンになりますので、最もプライバシーが守られる「プライバシー重視」の二世帯住宅です。簡単に表現すればお隣さんが親世代というような間隔です。遠すぎず、近すぎない・・・スープの冷めない距離という表現がぴったりかもしれません。そして分離されて暮らせるように建てられた建物なので、将来賃貸活用にも対応できる可能性もあります。このタイプでは、左右にお互いの世帯が暮らす「左右分離型」や上下でお互いの世帯が暮らす「上下分離型」などのプランニングが可能です。ですが建築時に設備などもすべて複数個必要となりますので、建築コストは他のタイプより高くなってしまいます。

※完全分離タイプの二世帯住宅は、下のコラムでも解説しています。

みんなで一緒に住もう-完全分離の二世帯住宅とは-

<一部共有タイプ(共有同居)>

今回注目しているのがこちらの「一部共有タイプ(共有同居)」です。生活空間の一部を共用で使用することにより、完全分離タイプよりも近く相手を感じられるプランです。この一部供用タイプで重要な部分は、どの部分を共用化するのかというのがポイントです。玄関・リビング・浴室・キッチンなどの水回り系など共用できそうな部分が該当します。この部分をうまく間取りにセレクトすることにより、プライバシーの保護や建築コストなどの削減にも変化があらわれます。お互いの世帯に程よい距離感を保ち、その上プライバシーも程よく保てる二世帯住宅になります。

<完全同居タイプ(完全同居)>

この完全同居タイプは、家族構成に沿った寝室となる個室を設け、それ以外の空間をすべて共同で使用する「にぎやか大家族二世帯住宅」になります。家族が多い分、どこの空間にも人の気配や明かりがあるのが特徴です。なので、いつも明かりのある家に帰れるという安心感は、どのタイプより実感できます。ですが全ての設備を共用するので、プライバシーの部分では不安は残ります。ですがお互いを助け合いながら生活する、ふれあい重視の二世帯住宅です。

※下のコラムでも二世帯住宅を解説しています。

補助金を使って二世帯住宅を

二世帯住宅を安く建てる方法

 

二世帯住宅で要素になるポイントとは

どこまでを共用化するのか

今は他人でもシェアハウスなどで、一緒に暮らすパターンもあります。家族だから一緒に暮らすのは簡単だろうと思う人もいれば、家族だからこそ暮らすことにいろいろな障害があると感じる人もいるでしょう。その中で二世帯住宅を選ぶ中で需要となる部分は、どこまでを共用化するのかという部分でしょう。長く住む家だからこそ、お互いが無理をし過ぎないプランが重要になってきます。

<プライベートやプライバシーの問題>

家族と言ってもプライベート空間の考え方や、プライバシーの保護などは暮らす上でしっかりと話し合うべき項目になります。特に現在は時間が不規則の中で働いている人もいらっしゃるので、その生活のリズム違いもプラン選びには重要になってきます。生活リズムが違う中で生活していくことは、知らず知らずのうちにお互いに気を使い、ストレスにつながる傾向もあります。

<家計のお財布の問題>

建築コストも気にかかる部分ではありますが、生活していく中で問題になるのが「家計のお財布問題」です。水道や電気など日々の生活にはいろいろな費用がかかります。その負担をどうしていくのかで、お互いに使用を気兼ねしたり、不満がたまったりなどのストレスにつながります。例えば分けられるメーターを分離する、住む前にしっかりと話し合いを行うなど、前準備が重要です。

<キッチンの問題>

建築コストでも費用がかかる間取りの中でキッチンがありますが、ここを共有にするのかそれとも分けるのかは大きな分けれ目になります。男性には分かりずらい部分ではあるかもしれませんが、女性にとってのキッチンは「特別な空間」です。使い方が違う、食材の使用の問題など家族の相違が大きく表れる空間になります。

もちろん間取りも大切なポイントですが、家族のみんなが意見を出し合うことが二世帯住宅をうまく過ごすポイントです。住み始めてからではなかなか言い出せなくなってしまう場合も多いのです。

 

共有型のメリットは?

気にかけるポイント

二世帯住宅のタイプ別の特徴や、気にかけるポイントなどを解説してきました。一部共有タイプ(共有同居)がどのような住宅なのか分かったところで、そのメリットを解説します。

1.建築コストを抑えることができる

二世帯住宅の中で一番建築コストがかからないのが完全同居タイプです。ですが程よいプライバシー保護などの部分を考えると、この一部共有タイプ(共有同居)は建築コストも抑えつつ建てられる二世帯住宅です。共有部をどれだけ多くするかによって、建築のコストは段違いに変化してきます。二つ用意する部分を一つにできることにより、各自の空間を保持しながら建てられるのは一部共有タイプ(共有同居)ならではのメリットでしょう。

2.独立スペースをしっかりと確保できる

共有部を多くすることにより建築コストも抑えられますが、費用だけではありません。その共有部にしたために発生する空間が自由に使えるのも、一部共有タイプ(共有同居)ならではのメリットです。誰しも段々年を取ります。親世代と住む場合、親の介護問題もいつかは訪れるかもしれない可能性があります。まだ早いかもしれない。でも早いうちから対策することで負担を減らせる場合もあります。今回共有部を増やしたことでできた「空間スペースを将来のために使う」方法として、バリアフリー対策にあてることも可能です。玄関や廊下を少し広くとる、段差をなくした工夫をするなど、さまざまな心遣いにも使用できます。

3.お互いをサポートしながら生活できる

今は共働き世代も多い現代社会。急な子どもの体調不良なども含め、子育てでも簡単にいかない場合もあります。困った時はお互い様。空間を共有して暮らしている家族だからこそ、感じ取れるサポートができるのも一部共有タイプ(共有同居)の特徴です。生活スタイルの違いにより発生してしまう負担をお互いに協力しながら、サポートができます。

 

共有型に少しプラスするだけで

生活をより快適にできるアイデア

共有型で共有スペースを多くすることで削減できる部分もありますが、不都合を感じてしまう部分もあるのが実情です。その中でも少しの工夫をプラスすることで生活をより快適にできるアイデアもあります。

 

●生活時間のずれをカバーする「ミニキッチンやミニシャワー」

生活リズムの違いによって物音を気にしたり、物音が気になったり。いろいろな不具合も発生してしまう場合もあります。その場合でもミニキッチンやミニシャワーなどの簡易設備でカバーすることで、時間を気にせず使用できます。また、キッチンを一つにした場合も、このミニキッチンをつけることで簡易的な水廻りにも対処ができます。

●お互いに収納空間を持つことで、ストレスを削減

収納方法は親世代と子世代によって、結構異なる場合が多い部分です。特に衣類など身に着けるものは、プライバシーの部分でも大きくかかわります。なのでお互いに分けて空間を保有することをおすすめします。

 

ご家族に会ったプランを一緒に作っていきましょう

快適な二世帯住宅づくりを目指しましょう

当社ou2株式会社は、新築・リフォームあわせて10,000件を超えるお手伝いをしてきました。その中で培ってきたノウハウや経験を活かし、各ご家庭に合ったプランを一緒に考えてみませんか。みんなが笑顔で過ごせる家、お互いの生活を考えながら空間を活かしきる家。快適な二世帯住宅づくりを目指しましょう。いつでもお気軽にお声がけください。スタッフ一同心よりお待ちしております。

4階建ての三世帯住宅や、レストラン併設のエレベーター活用多世帯住宅など、活用方法も多種多様な多層階住宅です。建築事例一覧ではさまざまな多層階住宅を紹介しています。ぜひ一度ご覧ください。

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