2019.04.17

4階建て住宅と竪穴区画

さまざまな住宅

日本全国にいろいろな形・構造・大きさ・色など、さまざまな住宅が立ち並んでいます。無秩序のようですが、建物の構造には建築基準法などの規制があるように、街並みにもいろいろな決まりが存在しています。今回はその中でも4階建て住宅の安全面の部分を含めて解説していきたいと思います。あなたの大切な家族が集う我が家。安全を守れるのはあなた自身です。

 

住宅を建てる際に関わってくる法律

 

住宅などの建物を建てる場合、建築基準法で規制される部分があります。ですが建築基準法だけでなく都市計画法でも、いろいろな規制が存在しています。防火の問題を考える上でも、都市計画法は避けては通れません。都市計画法についても少し仮設しておきましょう。

都市計画法とは

そこに住み生活する人が多くなると、それに準じて環境や設備を整える必要性も高くなってきます。そのためきちんと計画された都市をつくり、目指していく方針が記載されているのが都市計画法です。規制の内容を示した法律なのです。都市計画法中では、計画的に都市づくりを進める都市計画区域、都市計画区域外、準都市計画区域の3つに区分されています。

計画的に都市づくりを進める都市計画区域でもまた更に、市街化区域・市街化調整区域・非線引区域と分けられています。基本的に住宅が建てられている地域は市街化区域ですが、どんな建物が建てられるかなどまた更に細かく分かれています。

・ 第一種低層住居専用地域

・ 第二種低層住居専用地域

・ 第一種中高層住居専用地域

・ 第二種中高層住居専用地域

・ 第一種住居地域

・ 第二種住居地域

など細かく分類した13種類の地域に分けられます。

災害に対する防火規制や、建ぺい率と容積率から建てられる建物の最大許容面積が決定する建ぺい率と容積率、高さ制限と斜線制限など多くのものがあります。

<参考サイト>

都市計画法|国土交通省

http://www.mlit.go.jp/common/000029198.pdf

 

竪穴区画とは何?

竪穴区画

竪穴区画や防火地域などの言葉を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。まずは竪穴区画から解説していきましょう。

竪穴区画とは

住宅を建てるための規制である建築基準法施行令第112条第9項に定める防火区画の一種を表します。竪穴とは、複数の階にわたり垂直方向に連続する空間を指しています。例えば吹き抜けや階段途中の部屋などが含まれます。火災の被害の原因の一つに、火災の煙に巻き込まれる場合があります。万が一火災になった場合、竪穴の空間は火炎と煙の伝播経路となってしまい、被害を大きくする要因にもあげられます。ですからしっかりと建物内部の空間を区画することで、未然にリスクを防止する働きがあります。そして区画することで、他階への被害を防止する効果が期待できます。特に4階建てなどの階層が多い住宅の場合、万が一の場合も考えしっかりと対策することが大切です。

竪穴区画の対象として該当する物は

竪穴区画として該当する箇所は、吹抜き、階段、昇降機の昇降路の部分、ダクトスペース、その他これに類する部分という記載がされています。一番難しいのは、その他これに類する部分という部分です。住宅建築の際など、外観や内装などに気を配りがちになってしまいますが、安全という部分も考慮することが重要です。建ててから対策を練ることは、必要以上にお金と時間を費やします。

 

住宅を建てる上で重要なポイント

防火地域と準防火地域

先ほどまでは竪穴区画について解説してきました。今度は同じ火災に対するための対策になりますが、防火地域と準防火地域について解説していきましょう。都心など住宅の密集している地域では、隣までの距離が近い住宅も多く見かけます。ですがより良い都市づくりを進めるための都市計画法により「防火地域」と「準防火地域」という地域が定められています。万が一の時に、火災に対する被害を最小限に抑えるためのものなのです。

● 防火地域とは

防火地域とは、都市計画法第9条20項において定められています。内容は「市街地における火災の危険を防除するため定める地域」 として具体的な規制が定められた地域とされています。具体的に説明すると、都市機能が密集している都市の中心市街地や駅前、主要幹線道路沿いなどの地域は、大規模な施設や多くの建物や住居などが密集しています。もし火災が起こった場合、甚大な損害が発生する可能性は大きくなります。その被害を最小限に抑えるために防火地域が設定されています。その防火地域では、建物の構造などが厳しく制限されています。そのために防火機能の高い建物が多くなり、リスクを抑える効果が高くなります。建物の構造の制限としては、3階建て以上、または延面積が100平方メートルを超える建物を建てる場合、「耐火建築物」にしなければいけません。

 耐火構造とは耐火構造とは防火構造とは反対で家の内側の話になります。建物で起きた火災が周囲の建物に被害が広がらないように「延焼防止」や「火災への耐久性」の性能があることを示しています。ですから、建物で火災が発生しても火災が消化されるまで建物自体が火災に耐える力を持った構造ということになります。耐火構造でない場合、最悪の場合倒壊や周囲への延焼を広げる可能性もあります。起きてしまった火災はもう取り返しは尽きませんが、その家事の被害をどう最小限に食い止めるのかなどを重視した構造になっています。

● 準防火地域とは

基本的には防火地域の外側の周辺に広がっている地域が、準防火地域です。防火地域よりも建物への制限も緩和されており、4階建て以上、または延面積が1,500平方メートルを超える建築物については「耐火建築物」にしなければいけません。

 

住まいの状況で一緒に分かる都市計画

都市計画

自分自身の住まいの状況や、これから住宅建築を考えている方など、自分自身で調べてみたいと思う方もいら者ると思います。調べるのは簡単にできます。例えば東京都であれば、東京都都市整備局が公開している「都市計画情報等インターネット提供サービス」というものがあります。そこには、都市計画情報などが公開されています。提供される目的としては、地図や画像を利用して東京都内の主な都市計画情報等をインターネットを通じて都民の皆様にわかりやすく公開・提供することとなっています。

都市計画情報等インターネット提供サービス|東京都都市整備局

https://www2.wagmap.jp/tokyo_tokeizu/Portal

他の地域の人でも「●●市地図情報システム(●●には住んでいる地域を記入)」で検索をすると、その地域に合った情報が検索できます。今ではインターネットでもいろいろな情報が検索できます。自分の住まい現状を調べてみませんか。

 

住宅のパートナーにたずねてみませんか?

住宅のパートナー

今回は4階建てを含む住宅の防火について解説してきました。自分の土地では一体どういう法律や規制がかかっているのかを知ることは、住宅を建てる・土地活用をするなどの場合、とても大切です。ご自分で調べることももちろん可能ですが、土地購入の際や住宅建築の際に分かりやすく解説してもらうこともできます。家は安い買い物ではありません。土地だけでなく家に関する細かな説明など、しっかりと行ってくれる会社をパートナーに選ぶ基準にするのもひとつの方法かもしれません。

当社ou2株式会社は、新築・リフォームあわせて10,000件を超えるお手伝いをしてきました。当社は東京23区内に特化、敷地30坪以下の狭小地での設計に実績が多いところが特長です。建築会社だからこそのアイデア、ノウハウ、経験や知識を最大限に活かし、わずか10センチでも無駄が出ないようなプランニングをお届けします。そしてあなたの夢をカタチにいたします。いつでもお気軽にお声がけください。スタッフ一同心よりお待ちしております。

 

4階建ての三世帯住宅や、レストラン併設のエレベーター活用多世帯住宅など活用方法も多種多様な多層階住宅です。建築事例一覧ではさまざまな多層階住宅を紹介しています。ぜひ一度ご覧ください。

https://m-line.tokyo/case/

***************************************************************************************

M-LINEを運営するou2株式会社は、木造注文住宅のクレバリーホーム(フランチャイジー)

を始め、リフォームのアールツーホーム、不動産とリノベーションのD-LINEなど、

東京23区に特化した住宅総合サービス企業です。

これまで新築・リフォームあわせて10,000件を超える実績があります。

お気軽にご相談ください。お持ちしております。

***************************************************************************************

m-lineの鉄骨・RC住宅
クレバリーホーム城東店の注文住宅