2019.07.04

二世帯住宅の世帯主って

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日々の生活を送っていく中で、いつかは訪れるのが両親との生活との問題です。遠く離れた両親の生活を心配に思ったり、そろそろ一緒に住む二世帯住宅を考える人など、さまざまな思いや選択があるでしょう。今回は両親との二世帯住宅を考えた時、今までは別々の世帯だった家族が一緒に暮らすことにより感じる疑問を解説していきましょう。

この以前のコラムでも「二世帯住宅」に着目し解説してきましたが、今回のテーマは「一緒に暮らした場合の世帯主」についてです。世帯が一緒になることで世帯主はどうなるのか。父親、それとも自分?いろいろな疑問があると思います。このコラムから、一歩二世帯への道すじが見えてくれたら幸いです。

 

世帯主とは何だろう

 

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まずは日常などでたびたび使用する「世帯主」とは、どんな意味合いを持っているのか、ここから解説していきましょう。世帯主とは、一般的に「年齢や所得にかかわらず、世帯の中心となって物事をとりはかる者」として世帯側から報告された者を示しています。ですからその家にとって家族の代表者となり、さまざまな部分での責任も発生してきます。

そしてもう一つは「戸籍の筆頭者」という部分です。戸籍の筆頭者となると=世帯主と感じそうですが、一概にそうではありません。基本的に戸籍の筆頭者とは戸籍上での表記であり、さまざまな実質的な手続きで活用される世帯主方が、責任も多く重要視されているのが現状でしょう。そして世帯主の場合「年齢や所得にかかわらず」とはなっていますが、やはり一定の条件をクリアしなければいけません。

世帯主の条件とは?

各家庭(世帯)には必ず一人の世帯主を定めなければなりません。そのため今まで親と同居でなかった場合、自分たちで単独した世帯を持ち世帯主となっていたのが通常の流れです。ですが二世帯住宅の場合、もともと二つだった世帯が一つの世帯となります。そのため今までの世帯主のどちらかが世帯主になるという流れが一般的でしょう。その場合、「主としてその世帯の生計を維持している者、及びその世帯を代表する者として社会通念上妥当であると認められる者」とされていますので、二世帯住宅を作る時の状況により判断するのがいいでしょう。世帯主を設定することにより、生活に必要な連絡や手続きが迅速に行われ、生活の充実へとつながってきます。

 

世帯分離をするということは

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各家庭(世帯)には必ず一人の世帯主を定めなければなりません、などと解説してきました。しかしさまざまな状況下の中で二世帯住宅を建てて住む場合、必ずしも世帯主を一つにしなければいけない訳ではありません。その場合「世帯分離」という方法がとられます。

世帯分離とは、通常であれば同居している家族はひとつの世帯となりますが、あえて世帯を分離することを示しています。世帯が変更したことを知らせる場合、変更届の原則は届出制となっています。ですから法令に沿った手続きをしていれば、受理されます。つまり同じ住所に住んでいても生計(家計)がしっかりと分けられて生活を営んでいる場合であれば、世帯分離が可能ということです。例えば親の介護のために同居をしているが、各世帯で生計を別にして暮らしているなどの場合です。介護保険を利用している場合には、その世帯(親子)の収入を合算した額が世帯所得となり計算されます。そのため収入によって負担額の変動も考えられます。親世帯のみで生計が立てられる場合、収入によっては自己負担額を軽減することも可能となってくるのです。

またその反対も然り

世帯分離によって世帯を分けることができるのであれば、その反対のパターンである二世帯を一つの世帯にすることも可能です。それを「世帯合併」と言います。世帯合併の場合は、それぞれの世帯にいた世帯主のどちらかが、合併後の世帯主となります。そしてこの世帯合併の場合、それぞれの世帯が同じ住所でなければすることができません。

 

世帯分離のメリットって

 

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二世帯住宅を考えている方ならば、やっぱり気になるのはメリットです。世帯分離を行った場合のメリットとしては下のような項目があげられます。

・後期高齢者医療保険料が下がる

・介護保険料が下がる

・高額医療費が下がる

・高額介護サービス費が下がる

・入院・介護施設入所の食費居住費が下がる

などです。介護サービスや後期高齢者医療保険料などでは、所得などの諸条件などにより区別する部分があるためです。確かにメリットもありますが、長い時間過ごす家のことですから、メリットだけにとらわれずしっかりと家族内で検討することが大切です。

 

あなたに合った二世帯住宅を選ぶことが重要

 

世帯を一つにして暮らす。世帯分離をする。生活環境を取り巻く事柄は、さまざまです。そして住まいの環境でも二世帯住宅ではさまざまな生活スタイルが存在しています。

玄関・水廻りを共用するプランの場合

玄関や必要最低限となる水廻りを共用で使用しながら生活するプランです。建築コストの面では、共用部が多くなることにより設備への広さがかからないので費用も削減できます。そしてキッチンなどもアイデア次第で快適にすることも可能です。例えばひとつはメインキッチンとして作り、もうひとつのキッチンを簡易型とすることで、お互いに使用したい時に利用できるなどの工夫できます。しかしどうしても生活する空間の距離は誓うなってしまう部分から、お互いのプライバシーを守りづらい環境となります。

玄関のみを共用するプランの場合

今度は上のプランより共用部を減らし、玄関のみを共用するプランになります。共用部が少なくなることにより、生活での距離も発生するのでよりお互いの生活スペースが分離された間取りになります。その分プライバシーの面でも効果が発揮されます。必要なスペースが多くなると、どうしてもその分広さが必要となる部分は否めません。3階建てなどの多層階住宅を視野に検討するなどプランニング力も、快適生活に必要となってきます。

生活空間を完全に分けるプランの場合

ひとつの建物で暮らすこととには変わりませんが、生活空間をしっかりと分けるプランニングも可能です。生活スタイルの違いも気にならず、生活上の干渉も最低限になるためプライバシーは守られます。感覚的には同じマンションで隣同士で暮らすような感じです。しかしこのプランの場合、生活空間のすべてがふたつ建築されますので建築コストがかかります。

このように二世帯住宅の建て方ひとつで生活のパターンや快適性は大きく違ってきます。そして建てる前、プランの時、建てた直後など、お互いの意見を出し合い検討する。これが一番重要です。面倒に感じるかもしれませんが、住み始めてからではなかなか言いづらくなってしまう部分のあるのです。しっかりと家族内の意見のすり合わせを行いましょう。

 

私たちのノウハウと知識で あなたに素敵な二世帯生活を

 

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当社ou2株式会社は、新築・リフォームあわせて10,000件を超えるお手伝いをしてきました。当社は東京23区内に特化、敷地30坪以下の狭小地での設計に実績が多いところが特長です。建築会社だからこそのアイデア、ノウハウ、経験や知識を最大限に活かし、わずか10センチでも無駄が出ないようなプランニングをお届けします。そしてあなたの夢をカタチにいたします。いつでもお気軽にお声がけください。スタッフ一同心よりお待ちしております。

 

4階建ての三世帯住宅や、レストラン併設のエレベーター活用多世帯住宅など活用方法も多種多様な多層階住宅です。建築事例一覧ではさまざまな多層階住宅を紹介しています。ぜひ一度ご覧ください。

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