2019.10.22

鉄骨住宅・RC住宅の魅力 台風の多い地域から知る

世界的に異常気象のニュースも多くなる中、2019年9月、10月と大型の台風が日本を直撃し、千葉や東京なども含む大規模な地域で大きな被害が出ました。災害と言えば「地震」を思い浮かべる方も多いとは思いますが、日本でも集中豪雨や突風、竜巻などによる被害も多く発生しています。「何十年に一度の○○」のようなフレーズも聞かれることが多くなり、私たちを取り巻く環境も大きく変化してきています。

自然の力は強大です。しかしその自然の恵みを受けながら生活している私たちは、マイナス影響を与えるパワーとも共存をしていかなければいけません。今回は日本で台風の通過数が最も多い地区「沖縄」にスポットを当て、そこから学べる台風に強い住宅を考えてみましょう。きっと住宅の強さを高める秘密が見つかるかもしれません。

 

台風の多い沖縄県の住宅は

まずは沖縄の住宅事情から着目してみましょう。

日本全国の住宅を考えると、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート住宅(RC造)などの構造の違う住宅から、たくさんの工法で建てられています。その中でも最も多い構造は、「木造住宅」です。ちなみに沖縄の住宅事情は少し違います。沖縄県で最も多く建てられているのは、鉄筋コンクリート住宅(RC造)となります。総務省統計局が2015年2月26日に公表した結果では、鉄筋コンクリート住宅(鉄骨鉄筋コンクリート(SRC造)・鉄骨造(S造)を含む)の数が49万8000棟と断トツの数字をはじきだしており、一方木造住宅は約2万5000棟にとどまっています。この数値から見ても台風の多い沖縄県では、鉄筋コンクリート住宅(RC造)主流となっています。しかしなぜ、鉄筋コンクリート住宅(RC造)が選ばれているのでしょうか。

 

風に強いから鉄筋コンクリート住宅(RC造)が選ばれている

沖縄と言えば台風の通り道になり、日本の中でも最も台風の上陸回数の多い地域です。確かに台風という強風に強い構造という部分も大きく関係してるとは思います。しかしそれだけではなく、気候の面からも適した住宅だからこそ選ばれています。

元々日本には16種類のシロアリの存在が認められています。特に家屋の木材に被害を与えるヤマトシロアリ(北海道北部を除いて全国に存在)を筆頭に、イエシロアリ(神奈川県以西などに存在)、ダイコクシロアリ(奄美大島以西などに存在)と大切な家を脅かす存在です。沖縄県自体四方を海で囲まれ、気候面では日本の中では唯一亜熱帯地域に位置しています。そのため先にあげた3種類のシロアリが沖縄では生息できるのです。そして四季を通して高温・多湿という環境が、シロアリなどの害虫が生息しやすく活動しやすいという状況を作っているためです。そこでシロアリにも強いとされる鉄筋コンクリート住宅(RC造)が選ばれているのです。

しかし沖縄での話だからとは終わらないのです。環境省・文部科学省・農林水産省・国土交通省・気象庁から発表されている「気候変動の観測・予測及び影響評価統合レポート2018~日本の気候変動とその影響~」では、下のように日本全体の気温上昇に警鐘をならしています。

日本では世界より速いペースで気温が上昇している 〔現状・予測〕

日本の年平均気温は、世界の年平均気温と同様、変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には100年あたり1.19℃の割合で上昇しています。顕著な高温を記録した年は、概ね1990年代以降に集中しています。

このように日本全体の気温が上昇しているのです。そのことから考えると、シロアリの被害も沖縄だけの問題ではありません。沖縄に出鉄筋コンクリート住宅(RC造)が選ばれる理由は他にもありますが、台風などの風にも強く、害虫にも強い住宅であると言うことを沖縄が実証してくれています。

出典:気候変動の観測・予測及び影響評価統合レポート2018~日本の気候変動とその影響~

https://www.env.go.jp/earth/tekiou/pamph2018_full.pdf

 

 

家にかかる台風の力とは

主に台風での被害を及ぼす原因とされるのが、雨と風です。俗に「雨台風( 台風のうち、特に雨の量や影響が大きいもの)」「風台風(雨量が少なく、強風による影響のほうが大きい台風)」と表現されています。そのより影響を与えるふたつの要素に対して対策をしていくのかが、とても重要です。

現在の建築基準法では、最低限の雨水対策また風力対策が取られるようになっています。しかし法律だけでは高めきることはできません。それは家が建つ土地の状況がすべて同じではないからです。建築基準法が守られているから安心ではなく、その土地・その家に合う対策が必要です。

川などの近くに家があり「浸水」の可能性が高い住宅ならば、家自体の耐水性を高めることや土地の状況によっては排水対策にも注目が必要です。建てる土地の地盤をしっかりと調べ、それに伴う対策を練ることで風に強い構造が最大限発揮されるのです。

 

台風に強い家を作る

沖縄などの台風が多い地域では、実際に鉄筋コンクリート住宅(RC造)が多く建てられています。では木造住宅と鉄筋コンクリート住宅(RC造)の違いについて解説します。

<耐用年数>

国土交通省が発表しているの耐用年数表により算出されます。木造住宅は 22年となっています。そして鉄筋コンクリート住宅(RC造)では、47年と評価されています。これは数字だけの違いとなりますが、木造住宅より約2倍長い時間耐えられると言われています。そしてメンテナンスなどをこまめに行うことで、この年数は延ばすことも可能です。その他にも耐震性や耐火性、遮音性などにも優れた評価があるのが鉄筋コンクリート住宅(RC造)の特徴です。

 

 

賃貸の時とは違うこと

賃貸物件で暮らしていて建物や設備などに支障が出た場合、大きな過失がない限り修繕や修理などの補償があります。しかし自分たちの不動産取得となるマイホームはそうはいきません。建物に何か合った場合は、自分たちの責任となります。そして自分の持ち物となる家屋などが近隣の家屋へ被害を出してしまった場合も、責任を負う必要性も出てきます。台風に強い家になる。そして周りにも被害を出さない家にすることが、大切なのです。

住宅を強くすることは自分たちの力だけでは難しいですが、被害を出さない家にすることは可能です。例えば風が強まる前には、下のようなことを行い風に対する対策を練ることも必要です。

● 雨戸やシャッターなどの確認

● 窓ガラスなどの確認

● 飛んでいきやすいものが屋外に出ていないか

● 屋根や雨樋などの確認

● 庭木などの固定

そして自分たちの想像を超える災害に発展する場合もあります。自分自身でハザードマップを確認し、浸水の可能性がある場合は土嚢の準備や、持ち出し用・家での避難用などの準備など、命を守る準備も必要です。災害はいつ、どこで、誰が遭遇するか分かりません。万が一のためにできることを考え、ひとりひとりの防災意識を高めていきましょう。

政府からも情報発信されている「防災」

政府広報オンライン

災害時に命を守る一人一人の防災対策|政府広報オンライン https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201108/6.html

上のサイトでは、政府からの防災に対する心得や方法などが記載されています。

 

 

家を建てる・・・不安なことは何でも聞いてください

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今回は自分たちでできる防災対策に注目し、台風の多い地域から学ぶ風に強い家を解説してきました。家を建てるという出来事は、人生の中でそう回数がある訳ではありません。初めてならなおさら、不安なことや心配なことなど、たくさんあると思います。そんな時はぜひ、住宅のプロを頼ってみてください。

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