2020.05.08

東京で建てる鉄骨住宅 家の基礎を解説します

東京でマイホームを。

そう考えている方も、たくさんいらっしゃるでしょう。人間が生活を営む中で、基本となるものが「衣・食・住」の三つです。その中でも住居は、家族の基盤となる重要な部分を占めています。どんな場所で暮らすのか。どんな家に住むのか。その家に暮らす家族は、どのような家族形態なのかなど、住居を決めるためには、さまざまな事柄をふまえて決定しなければいけません。

家づくりを検討する際、デザインや間取り、その他設備など、日頃から使用する事柄に目が行きがちです。しかし家の基盤となる「基礎工事」と聞くと、分からないと答える方が多いのも事実です。

今回は「東京で家族が笑顔で過ごせる家づくり」をテーマに、鉄骨住宅の基礎工事について着目してみましょう。鉄骨住宅に関わらず、これから家づくりを検討している方にはぜひ知っておきたい情報です。建築後は外から全く見えなくなる部分ですから、しっかりと把握しておきましょう。




強い家にするために基礎は重要

まず基礎工事が施された上に住宅が建てられているということは、みなさん想像がつく部分と思います。ではなぜ「基礎工事が家にとって大切なのか」という部分ではどうでしょうか。何となくではなく、長く住む家だからこそ、しっかりと把握しておきましょう。

家の基礎工事とは、建物の土台となる基礎をつくるための工事全般を表します。同じように見える土地であっても、深く掘り進めることにより、地盤も違ってきます。鉄骨住宅を含む建物が何もなかった土地の上に建つ訳ですから、建物の重量だけでも大きな力が加わります。例えば地盤が軟弱な場合、そのままではせっかく建築した家も傾いてしまいます。その家が建ち続けられるよう地盤の改良も必要となる場合もあるのです。

基礎工事を行う前にしっかりと地盤調査を実施すること。状況に応じて基礎工事の前に、地盤の固いところまで杭を打つといった地盤改良工事を行うなど、事前の準備を施すことでより一層「ゆるぎのない家の土台」へと進化していくのです。

構造によっても違う基礎工事の秘密

私たちが住宅として検討している構造には、木造や鉄骨造、RC造などさまざまな種類が存在しています。家族が笑顔で暮らせる家づくりをするためには、建物の安全性が必要不可欠となります。構造によっても建物に作用する荷重、地震や台風などの外力の大きさも変化します。そのため一般住宅などを建築する場合、その構造に適した基礎工事を実施しているのが現状です。一般的には下のような基礎が施工されています。

〇 木造建築の場合:ベタ基礎(防湿基礎)・布基礎

〇 鉄骨住宅の場合:ベタ基礎(防湿基礎)・布基礎・独立基礎など

〇 鉄筋コンクリート住宅(RC住宅):独立基礎など

言葉だけではどのような違いがあるのか、ピンとこない方も多いと思います。基礎ごとの違いを解説していきましょう。

1.ベタ基礎(防湿基礎)

現在建てられる多くの住宅で採用されている基礎工事が「ベタ基礎(防湿基礎)」になります。家の土台となる底一面を鉄筋コンクリートの基礎で覆い、イメージで言えば「面で支える」ような基礎を作ります。全体で建物を支える構造になっているため、地震や台風などの自然からくる衝撃を効果的に地盤へ逃がすことができます。施行のしやすさと建物に対する安定性が高いのが特徴です。

また地面から上がってくる湿気や白アリを防ぐことができる特徴もあります。家族が長い時間集う場所となりますので、建物の品質を長く保つことができる部分は大きなメリットとなります。

2.布基礎

ベタ基礎が面で支えているイメージ対し、壁面に沿って線で支えるようなイメージで作られているのが布基礎です。柱下はもちろん、柱間を縫うように連続する基礎を配置し、柱や壁の部分にコンクリートを打設※して基礎を作ります。

※打設:建築の基礎となるコンクリートを、枠の中に流しこむこと

ベタ基礎は基礎の一面がコンクリートで塞がれていますが、布基礎は柱下や柱間以外には基礎はありません。コンクリートや鉄筋の使用量も抑えられるため、基礎の軽量化もはかれます。一方地面からの湿気などが上がりやすく、カビや白アリが発生する危険性は否めません。

「布」というフレーズが含まれていることから、布が使用されていると思われている方もいらっしゃるかも知れません。ですが布が使われている訳ではありません。布とは歴とした建築用語になります。水平に連続していることを意味しているのです。そのためフーチング(基礎底盤)がつながっていることから、「連続フーチング基礎」とも呼ばれています。

3.独立基礎

独立基礎は、一本ずつの柱の位置に独立して支えを設けるながら作る基礎工事になります。独立して支えが必要な場合などに用いられる工法です。布基礎とは逆に、連続せず「スポット的」に使われる点に特徴があります。そのため「独立フーチング基礎」とも呼ばれます。

単独のままでは一体感がなくなってしまいますので、独立基礎同士を「地中梁」と呼ばれる鉄筋コンクリートの梁でつなぎます。

ベタ基礎・布基礎・独立基礎を比較すると

上では基礎によってさまざまな特徴があることを解説してきました。基礎工事自体のボリュームとしては、独立基礎<布基礎<ベタ基礎の順で大きくなります。それに比例して腐食、害虫などの対策面でも独立基礎=布基礎<ベタ基礎の順でベタ基礎が断然有利になります。

ベタ基礎、布基礎、独立基礎のほかにも、表層改良や柱状改良、地盤改良+基礎工事などいろいろな種類があります。

基礎工事の流れを解説します

いろいろな基礎工事があり、どの基礎工事も「建物をしっかりと支える」ことが根底にあります。今回は一般的な住宅で採用されている「ベタ基礎」の工事の流れを紹介します。

基礎工事を始める前に|地盤調査で土地の状態をチェック

住宅などの建物が上に建築されることにより、その土地には大きな力が加わります。建築工事が行われる前に実施されるのが、地盤調査です。この地盤調査により、その土地の特徴や弱点を洗い出します。地盤が弱い・緩いなど建築物が耐えられないと判断された場合には、地盤改良工事を行い、基礎工事の下にさらに基礎となる地盤を整えていきます。この調査がしっかり行われずに建築を行うと、安心して暮らせる住宅は出来上がりません。

① 地縄をはる

地縄とは、建築予定の敷地の中でどの部分に建物が建つのかを区別する工程です。縄やロープを使い、目印をつけていきます。別名:遣り方工事とも呼ばれます。ここから本格的な基礎工事がスタートします。

② 堀削工事(根切り工事)

掘削工事では基礎を作るための土壌を整備します。パワーショベルなどの重機を使用し、基礎部分の土を掘り起こしていきます。基礎の底になる高さがあらかじめ設定されていますので、そこまで掘り進めていきます。

③ 砕石を敷く

「砕石」と呼ばれる細かく砕いた石を敷地全体に敷きつめていきます。敷石をつめた後、地面を転圧することで地盤の強度を上げていきます。

④ 防湿シートを敷く

敷石を敷き詰めた上から防湿シートをしいていきます。そして建物を建築する際、位置などの間違いが起きないように印となるコンクリートを流します。このコンクリートを捨てコンクリートと呼びます。コンクリートが乾いた後、基準線(墨出し)を引いていきます。

⑤ 鉄筋を組む(配筋)

基準線を引いたコンクリートの上に、基礎を作る鉄筋を組んでいきます。

⑥ 基礎の型枠を組む

基礎の外周にコンクリートが流れ出ないよう、型枠を組んでいきます。基礎のベース部分となるコンクリートを打設していきます。

※打設:建築の基礎となるコンクリートを、枠の中に流しこむこと

⑦基礎内部のコンクリートを打つ

ベースとなるコンクリートが乾燥したら、基礎内部の型枠を組み、基礎内部のコンクリートを打設します。だんだん基礎の形状がはっきりと分かってきます。

⑧ 仕上げ作業

コンクリートの強度が出るまでコンクリートを養生し、強度が固まったタイミングで型枠を外します。不要なコンクリートを取り除き、勝手口、土間、給湯器、水回りなどのコンクリートを必要に応じて打っていきます。

⑨ 基礎の完成

基礎工事が完成するまで、たくさんの工程が必要となります。一般的に基礎工事が完成するまでには、通常1ヶ月半ほどかかります。

基礎などの工事は建物が完成してしまうと見えなくなってしまう部分です。工事の間も工事の様子や疑問点など質問することも可能です。一生で一度の家づくり。後悔しない、心から満足できる住宅であり続けるために、わからないことや困ったことはしっかりと質問することが大切です。

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