2021.03.02

東京の住宅はインナーガレージのある家にするべき?

インナーガレージのある都市型住宅車が趣味の人にとって、インナーガレージは憧れの空間です。同時に家族にとっても、車の便利さが増す要素がたくさんあります。

「豪邸を建てる訳ではないので、インナーガレージは無理なのでは…?」

と考えるご家族も多いと思いますが、そんなことはありません。狭小地に建つ家であっても、高い耐震性を備え、床面積を有効に活かせる設計であれば、インナーガレージを備える間取りは実現します。

東京都内に家を建てる場合、土地の価格が高額なので、戸建て住宅は、狭小地に建てるケースがほとんどです。郊外住宅のように、庭に駐車スペースを設けことが難しい狭小地には、駐車スペースを住宅の中に組み込むインナーガレージのある家にするという選択肢があります。

インナーガレージが暮らしに与える影響と、注意しなくてはならない点について考えていきましょう。

インナーガレージの魅力

敷地面積に余裕のある家に建てるインナーガレージにも、狭小地に建てるインナーガレージにも、共通した魅力があります。そして、インナーガレージを備える狭小住宅には、共通した魅力の他に、さらに家庭経済に役立つという良さがあります。

狭小住宅でインナーガレージを造った場合のメリット

インナーガレージを備える狭小住宅には、駐車料金と税金に関わるメリットがあります。

駐車場の料金がかからない

敷地内に駐車スペースを設けられない場合、近隣に、月極め駐車場などを借りなくてはなりません。区によって違いがありますが、月々の出費としては、少ない額ではありません。中央区、港区、千代田区は5万円台、渋谷区は4万円、台東区、新宿区、文京区、目黒区。豊島区、大田区は3~4万円、その他の区でも2万円台です。このような額の駐車料金を、住宅ローンや、子供の教育資金の為の貯蓄に加え、毎月支払っていくとなると、家計は大変です。

固定資産税を軽減できる可能性がある

固定資産税は、同じ敷地面積であっても、土地の評価額が高いほど、税率も上がっていきます。東京都内は、土地が高額なので、並行して固定資産税も高額になってしまうのです。

ただし、インナーガレージのある家の場合、延べ床面積のうち、5分の1以下がガレージとして使われた場合、その面積は、居室としては算定されません。その結果、ガレージ分の面積は、床面積から差し引かれ、その分の固定資産税が軽減できます。

豪邸にも狭小住宅にも共通するインナーガレージの良さ

車を大事にする人にとっては、紫外線や雨風から、車を守れることが、最も大きな魅力なのではないでしょうか?イタズラをされたり、自転車や他の自動車にぶつけられたりする心配もありません。間取りによっては、室内から車を眺められるような環境を創ることもできます。

車と仲良くできる趣味の空間が手に入る

日々の手入れをする、車の手入れに必要な用品は、まとめて収めておけるなど、愛車家にとっては、究極の趣味のスペースが手に入ります。

車の使い勝手が良くなる

もちろん、家族にとっても、インナーガレージは日常生活の様々なシーンで役立ちます。子供の習い事の送り迎えや、食料や日用品の買い出しの度に、駐車場まで車を取りに行く→車で子供を送り届ける→買い物をする→子供を迎えに行く→、家に子供と荷物を降ろす→車を置きに行く→帰宅するという煩雑さがなくなるからです。介護が必要な家族がいる場合には、さらに大変です。インナーガレージがあれば、駐車場と家を何往復もしなくてはならないということがなくなるうえに、雨の日でも、雨に濡れずに車の乗り降り、荷物の上げ下ろしができます。

車以外の物も収納できる

自転車やベビーカー、スポーツ用品、クリスマスツリーなどの季節の用などを収納できます。特に家族が多い家庭では、玄関内が散らかりやすくなる傾向にありますが、ベビーカーやスポーツ用品を収められると、かなり玄関内がすっきりします。また、狭小地では、自転車置き場が確保できないというケースもありますが、インナーガレージがあれば、自転車も収納できます。

インナーガレージを備える上で注意しなくてはならないこと

狭小住宅のインナーガレージ

千代田区H様邸  敷地91.81㎡|延床164.94㎡

 

インナーガレージには良い面がたくさんありますが、注意しておくべき点もいくつかあります。

道路との位置関係によっては使いにくいガレージになる

家族の中で車を運転する人が全員、運転テクニックの上級者であれば、それ程問題はないかもしれません。しかし、一般的に考えて、敷地に面している道路の交通量が多い、坂になっている、すぐ先がカーブしているなどの状況であれば、車の出し入れに危険が付きまといます。

インナーガレージのある家にする予定で、土地探しをしている場合には、車の出し入れのしやすさを考える必要があります。すでに土地を持っていて、その土地が、危険な道路に面している場合には、難しい条件を克服できる設計力と技術力を持つ施工会社を見つけることが重要課題です。

建築費が嵩む

狭小住宅にインナーガレージを設けると、敷地の形状にもよりますが、間口いっぱいの開口部になってしまう場合もあります。そのような場合、耐震性が低下してしまいます。間口いっぱいの開口部があっても、十分な耐震性を備えさせなくては、安心して暮らしていけない家になってしまいます。

十分な耐震性を備えさせる為には、建築費が嵩んでしまいます。迷った場合にが、近隣の駐車場を借りて、30年間、駐車料金を払い続けた場合と比較してみる、耐震性を備えることは基本として、工法や建材などでコストダウンを工夫して建築費を抑えるなど、様々な観点から検討してみましょう。

間取りの自由度が制限される

狭小住宅をインナーガレージのある家にする場合、耐震性を確保する為と、床面積が減るという2つの理由から、インナーガレージがない場合に比べると、玄関や階段の位置などによって、間取りの自由度が制限されます。

また、3階建て住宅の場合には、高齢になった時に備えて、エレベーターを設置する、または、将来的に、エレベーターを設置する為のリフォームをしやすいようにしておくなどのバリアフリー対策も求められます。

加えて、音の問題が起こらないような間取りも考えなくてはなりません。早寝をする子供や、高齢者が家族の中にいる場合、エンジン音やシャッター音などが、睡眠の妨げにならない居室の配置にする必要があります。

近隣の住民への配慮

ガレージのシャッターの開閉音は、家の中だけではなく、近所の家にも響きます。早朝に出かける、深夜に帰宅するなど、周辺が静まり返っている時間帯に、車を出し入れすることが多い場合、開閉音が響かないタイプのシャッターを選ぶ必要があります。オーバースライダータイプのシャッターにする、シャッターではなく引き戸にするなど、様々な方法があります。

防犯対策

シャッター音をさせない為に、開口部にシャッターや引き戸などを設けないという方法は、防犯上、好ましくありません。ガレージ内部に潜んで、侵入のタイミングを計られてしまう恐れがあるからです。出入り口にシャッターや引き戸を設けず、開放する場合には、人感センサーを設置する、ガレージ内部に潜む場所が生まれないようにするなど、防犯上の対策を十分にする必要があります。

インナーガレージのある家の建築事例

インナーガレージのある家

【半地下の駐車場】敷地139.11㎡|延床134.48㎡! 土地探しからご相談いただいていたからこその大胆提案

 

愛車が3台入るインナーガレージを実現した「高低差のある三角形の変形地に建つ住宅」RC造と木造の良さを融合させて、土地の持つ難しい条件を克服した建築事例です。

リビングからつながるバルコニー

ガレージの上は、リビングからつながるバルコニー、都心部にありながら、自然を感じられるインナーガレージのある家です。

練馬区/ N様邸

敷地面積:139.11㎡

延床面積:134.48㎡

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