狭い土地庭

狭い土地の庭を有効活用!おしゃれな外構にする方法を紹介

おしゃれなお庭といえば、統一感があるおしゃれなデザインや、テラスなどプライベート空間があるお家をイメージしますよね。このようなおしゃれな庭は、狭い土地では作れないのではないかと不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、素敵なお庭を作ることができます。ただし、狭い土地でも空間を有効活用したり、デザインを工夫したりすることが大切です。

この記事では、狭い土地の庭を有効活用する方法や、狭い庭をおしゃれにするポイントについて詳しく解説します。実際の狭小地のおしゃれな外構事例や、広々と見せるデザインなども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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狭い土地の庭を有効活用する方法【5選】

狭い土地の庭を有効活用する方法【5選】

狭い土地でも、「カーデニングやDIYができるような庭が欲しい!」という方も多いのではないでしょうか。狭い土地の庭を有効活用するには、以下の5つの方法があります。

土地が狭いからといって、理想の庭づくりを諦める必要はありません。狭い空間でもスペースを有効活用したり、レイアウトにこだわったりすることで、おしゃれな庭が作れます。

ここからは、狭い土地の庭を有効活用する具体的な方法を紹介するので、ぜひ外構のイメージづくりに役立ててみてください。

1.庭のような駐車場を作る

狭い土地に駐車場と庭のスペースを作りたい場合は、庭のような駐車場を作りましょう。なぜなら庭と駐車場両方の機能性があるため、どちらかを諦めなくて済むからです。

「庭のような駐車場」とは、その名の通り庭のようなデザインの駐車場です。デザイン性のあるおしゃれな庭と、駐車スペースのどちらも手に入れることができます。

駐車場といえば、コンクリートで施工する場合が多いですが、レンガや石材・材木などを利用しておしゃれにデザインを行います。

そのため、車を駐車していない時は、デザイン性の高いお庭となるのが魅力です。車が停まっていない時は、子どもたちと遊ぶスペースにしたり、BBQを楽しんだりもできるでしょう。

2.バルコニーを有効活用する

狭い土地では、バルコニー下のスペースを活かす方法があります。なぜならバルコニーは、バルコニーの上と下の空間の両方を活用できるからです。

狭い敷地には、大きなカーポートを設置したり、物干しスペースを作ったりするのは、スペースの関係上難しいでしょう。

しかし、バルコニーを設置すれば、バルコニー上を物干しスペースなどとして活用できます。また、階下はカーポートのように使ったり、洗濯の物干しスペースとして使ったりすることが可能で空間を最大限活用できるのが魅力です。

加えて、バルコニーは後付けすることも可能です。2階の部屋の延長線上に設置して広々とした空間を作ったり、玄関上などに設置して玄関下のポーチとして利用するなどの活用方法があります。

駐車スペースやガーデンスペースなどを作りたいなどという方に、おすすめの活用方法です。

3.オープン外構にする

狭い土地の庭は、オープン外構にするのがおすすめです。オープン外構とは、道路と敷地の間に、フェンスや門扉などの囲いを設けない外構デザインです。

高さのあるフェンスなどがないため、解放的で広々とした空間に見せることができます。狭い土地に高いフェンスや塀などを設置すると、圧迫感を感じたり日当たりや通風が悪くなったりするケースもありますが、そのような心配もなくなります。

ただし、プライバシーなどを配慮したい場合は一部目隠しの施工をしたり、低めのフェンスなどを設置して、圧迫感のない外構デザインにすると良いでしょう。

オープン外構は、できるだけお庭を広く見せたいという方におすすめの方法です。

4.ウッドデッキを設置する

狭い土地や狭小住宅の庭には、ウッドデッキを設置するのがおすすめです。なぜなら、ウッドデッキは、リビングの延長線上に配置すると、室内を広々とした空間に見せてくれるからです。

また、ウッドデッキに屋根やガラス窓・扉などを付けることもできます。ペットや子どもの遊ぶスペースにしたり、DIYを行うスペースにしたりでき、様々な用途に活用できるのがポイントです。

完全に窓や扉を閉められるようにすれば、冬でも暖かく過ごせて、さらにプライベートな空間を作ることができるでしょう。

また、ウッドデッキは、大小さまざまなサイズがあるのも特徴です。奥行きが狭い土地でも、ぴったりのテラスを設置することができます。

狭い土地でもゆったりできるウッドデッキが欲しいという方は、ぜひ取り入れてみてください。

5.門扉や門柱などにこだわる

狭い土地では、門扉や門柱の選び方にもこだわりましょう。こだわった方が良い理由としては、門扉の開閉の方向や、門柱の大きさによって、有効活用できるスペースが広がる可能性があるからです。

例えば、門扉は左右のスライド式がおすすめです。引き戸などの場合は、扉を開けた時の扉が動くスペースを空けておく必要があるため、扉がひっかかる恐れのある段差などを近くに施工できません。

また、門柱は大小さまざまな大きさがあり、場所を取らないスリムなデザインも豊富です。インターホンやポストなど必要なものが1つにまとまっていて、狭い土地でもスペースを取らないのがメリットです。

花壇や植栽など、さまざまな外構デザインを取り入れたいという方は、ぜひ門扉や門柱にもこだわりましょう。

狭い土地の庭をおしゃれにする5つのポイント

狭い土地の庭をおしゃれにする5つのポイント

狭い土地でも「庭をおしゃれにしたい」という方も多いのではないでしょうか。ここからは、狭い土地の庭をおしゃれにする5つのポイントについて解説します。

狭小地住宅の庭でも、十分おしゃれな庭を作ることができます。モダンで落ち着いたお庭から、植栽や花壇などで緑豊かな庭など、さまざまな外構デザインがあります。

外構のデザインがイメージ出来ない方は、外構業者やエクステリア業者などのアイデアを参考にしてみるのも1つの方法です。たくさんのデザインを施工してきた専門家なので、おしゃれで素敵なデザインを提案してくれるでしょう。

1.ウッドデッキやサンルームを作る

狭い土地の庭でも、ウッドデッキやサンルームを設置すると、一気におしゃれな雰囲気に演出できます。ウッドデッキは木の温かみを感じられるデザインで、モダン・ナチュラル・和風など様々な住宅の雰囲気にも合うのが特徴です。

ウッドデッキの上に、屋根を設置すれば、物干しスペースや雨や日差し除けとしても活用できます。また、ウッドデッキの空間全体をガラス窓で覆うサンルームなども人気です。

サンルームは、テラス空間を一室のように使えるため、寒さを防いだりリビングの延長線上の部屋として使ったりできるのがメリットです。狭小住宅は、間取りや庭のスペースが限られているため、空間を有効活用できるサンルームやストックヤードの人気も高くなっています。

2.植栽やガーデニングをする

狭い土地の庭をおしゃれに演出するには、植栽やガーデニングをするのがおすすめです。植栽やガーデニングは、狭いスペースでも十分可能で、外構業者やエクステリア業者に依頼しなくても自分でDIYすることもできます。

植栽は、枝や葉の広がりによって空間に奥行きと深みを与えてくれます。また、紅葉などによって季節を感じられるのも魅力です。

植栽を窓の前などに設置すれば、道路などからの目隠しとしても活用できます。

そのほか、花壇などガーデニングのスペースを作れば、お花・野菜・果物など好きな植物を育てることができます。小さなスペースでも、植栽やガーデニングによって、お家を華やかでおしゃれな印象に見せることができるのが魅力です。

3.外構の色使いや素材にこだわる

外構の全体のデザインの色使いや素材にこだわると、統一感のあるおしゃれな庭に演出できます。なぜなら色や素材によって、家や庭の雰囲気を大きく変えることができるからです。

例えば、緑や白などを基調としたデザインの場合は、ナチュラルな雰囲気に仕上がります。また、レンガ・石・木材など使う素材によっても、和風になったり洋風になったり住宅のイメージを変えることができます。

自分の好みや家の雰囲気に合わせて、色使いや素材にもこだわってみましょう。

4.目隠しやフェンスのデザインにもこだわる

狭い土地の庭に、フェンスや目隠しを設置する際は、デザインにこだわるのがポイントです。デザイン性を気にしない場合、狭い土地で高いフェンスや大きな目隠しを設置してしまうと、圧迫感が出て余計狭く感じたり、通風や採光が悪くなったりする可能性があります。

プライバシーや防犯上の目的で、目隠しやフェンスを利用するなら、道路と庭の境界線全体を覆うのではなく、必要な部分のみに設置しましょう。設置部分が少なくなれば、その分空間に余裕を持たせることができ、全体をフェンスで囲うよりも費用も安く抑えられます。

また、玄関前の目隠しなどには、縦格子を活用する方法も人気です。フェンスや塀を設置するより圧迫感を減らすことができ、スタイリッシュでおしゃれな印象を与えられます。

このように、目隠しやフェンスのデザインにこだわるだけでも、窮屈な印象を変えることができるため、ぜひデザインにこだわってみてください。

5.玄関までのアプローチの導線を工夫する

狭い土地の庭は、玄関までのアプローチの導線にこだわることで、空間を広く見せられます。例えば、以下の2つのタイプの印象をイメージしてみてください。

1つ目のタイプは、道路から玄関までのアプローチが一直線に作られた場合です。狭い敷地だとすぐに玄関に突き当たり、窮屈な印象を与える上、プライバシーにも配慮できていません。

2つ目はタイプは、玄関に植栽などの目隠しなどを設けて、玄関までのアプローチを曲線状にした場合です。空間に奥行きが出るため、視覚的に広い空間に見せることができます。

別の方法としては、アプローチのデザインによって視界的に広く見せる方法もあります。例えば、アプローチのデザインを道路側を広く、玄関前にかけて狭くする場合です。

視覚的に奥行きが出るため、庭全体を広い空間に見せることができます。このようにアプローチの導線を工夫すれば、狭い土地でも庭を広くみせることができるのです。

外構業者などのプロに相談すれば、その他のアイデアを提案してもらうこともできるため、ぜひ一度相談してみましょう。

狭い土地の庭・外構を有効活用した実例【3選】

狭い土地の庭・外構を有効活用した実例【3選】

ここからは、狭い土地を有効活用した庭・外構の実例を3選を紹介します。

狭い土地でも、庭の設計やデザインにこだわることで空間を有効活用できます。ぜひ以下の例を参考に、理想とする庭づくりに挑戦してみてください。

1.狭小ウッドデッキでプライベートガーデン

まずは、狭いデッドスペースに、ウッドデッキを設置した事例です。出幅1m程度の狭い空間にウッドデッキを設置し、周りに花や植物を飾ることで素敵なガーデンスペースになります。

また、ウッドデッキ周りも木目調の低い柵を設置することで、プライベートな空間が作れます。近隣の物件との距離が近いため、さらに庭と隣と家との間に高いフェンスを設置し、プライバシーにも配慮されているのがポイントです。

内側に高いフェンスを付けないため、ウッドデッキの空間に圧迫感がなく、物干しスペースやゆったり過ごすスペースとして活用されています。

2.テラス屋根とウッドデッキで空間をおしゃれに有効活用

次の事例は、テラス屋根で狭い空間をおしゃれに有効活用したケースです。テラス屋根はデザイン性が高いため、設置するだけで空間をおしゃれに演出しているのがポイントです。

ウッドデッキは、住宅と土地に合わせて形状と大きさをカスタマイズ。一般的な四角いウッドデッキは敷地に取り入れるのは困難でしたが、土地に合わせて形を変えて設置しています。

既製品のウッドデッキよりも庭に馴染みやすく、おしゃれなエクステリアに変身しています。

3.玄関の目隠し格子と曲線アプローチ

次の事例は、玄関前のアプローチの導線を工夫し、視覚的に広い空間に見せた事例です。玄関には、縦格子のおしゃれな目隠しと1本のシンボルツリーを設置し、奥行きが感じられるように工夫しています。

また、玄関から道路までのアプローチを曲線状に作り、玄関に向かって狭くなるように通路をデザイン。狭くなった部分に小さな花壇を作り、華やかで季節感が感じられるお庭になっています。

縦格子のモダンなイメージに合わせて、植栽の足元には庭石や低木を植え、アプローチ部分にも石材などを使い落ち着きのあるデザインに。エクステリア全体で統一感を持たせると、おしゃれでまとまりのある空間を演出できます。

このように狭い土地でも、素敵なデザインの庭を作ることができるため、ぜひプロに相談してみてください。

まとめ:狭い土地の庭を使って満足のいく外構に!まずはM-LINEへ相談を!

まとめ:狭い土地の庭を使って満足のいく外構に!まずはM-LINEへ相談を!

今回は、狭い土地の庭を有効活用する方法、狭い庭をおしゃれにするポイントについて解説しました。狭小地でも外構の設計を工夫したり、狭い空間を有効活用したりすることで、理想に近い庭づくりが実現できます。

狭い土地を広く見せるには、オープン外構にしたり、庭のような駐車場を作ったり様々な選択肢があります。狭い土地だからといって、理想の庭が作れないと諦めず、ぜひ様々なエクステリア業者などにアイデアを募ってみましょう。

M-LINEは、狭小住宅の建設の豊富な実績と知識があり、土地の形状・面積・規制などに柔軟に対応し、1cmピッチの時間全自由設計を採用しています。狭い土地でも、住宅の間取りや設計を工夫することで、庭のスペースが広く取れる可能性も十分あります。

「狭い土地でも庭を作りたい」「他のハウスメーカーで駐車スペースを作るのは難しいといわれた」など、お庭に関するお悩みでも、ぜひ一度ご相談ください。

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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