東京の分譲住宅購入はおすすめ?安い地域などを紹介

東京の分譲住宅購入はおすすめ?安い地域などを紹介

東京は日本の経済活動の中心地として、常に高い不動産需要を生んでいます。分譲住宅を購入するなら、便利な東京で探したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、住宅購入は人生の中でとても大きな買い物です。後悔しないためには、東京の分譲住宅購入のメリットやデメリットなどを把握し、慎重に検討することが大切です。

本記事では、東京の分譲住宅のメリットデメリットなどを詳しく解説します。分譲住宅を選ぶ際のポイントや東京で比較的安い地域なども併せて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

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東京で分譲住宅を購入する4つのメリット

東京で分譲住宅を購入する4つのメリット

日本の中心部である東京で分譲住宅を購入するメリットは多岐に渡ります。ここでは、主に以下4つのメリットについて詳しく紹介します。

これらのメリットを考慮すると、東京での分譲住宅の購入は非常に魅力的な選択肢といえます。順に詳しく解説します。

1.アクセスや環境が良い

東京の分譲住宅は、交通の便が非常に良い場所に立地していることが多いです。多くの分譲住宅は、鉄道駅やバス停に近く、都心部へのアクセスが良好。特に電車は、地下鉄やJR、私鉄など多くの路線があり、通勤や通学、ショッピングなどの日常生活がとても便利です。

また、スーパーマーケット、病院、学校など、日常生活に必要な施設も充実しており、豊かな生活環境が整っています。文化施設やレジャー施設も多いので、休日は多様な過ごし方ができるでしょう。

さらに、東京は多くの企業や学校が集まっています。そのため、他の地域と比べて、就職や転職、学校選びの選択肢が豊富です。東京に住んでいることで、キャリアアップや勉学の選択肢の幅が広がることも大きな利点でしょう。

2.セキュリティや設備のレベルが高い

東京の分譲住宅は、最新のセキュリティシステムや設備が導入されていることもメリットです。

例えば、オートロックやセキュリティカメラに加えて、指紋認証システムや電気錠システムが標準装備されている物件もあります。

また、リモコンでカーテンを自動的に開閉する装置や暖房乾燥機などの最新の設備や機能が備わっていることも多いため、長期的に快適で便利な生活が送れます。

さらに、エコ機能やバリアフリー設計などを取り入れ、持続可能な生活をサポートするための物件が多いことも特徴です。

3. 注文住宅に比べて安い

分譲住宅は、注文住宅と比較してコストパフォーマンスが高いこともメリットでしょう。同じ住宅を注文住宅で建てる場合は、ほとんどのケースで建売のほうが割安になります。

分譲住宅は、すでにある程度決まっている規格の家を建てるため、間取りや内装などの打ち合わせが必要なく、工期も短く済むため、注文住宅より人件費を削減できます。さらに、建築資材をまとめて購入することでコストを削減できることも理由です。

さらに、分譲住宅では、土地と建物がセットで販売されることが一般的です。土地の購入と建物の建設を別々に行う注文住宅と比較して、手続きや調整が少なくて済み、その分費用が抑えられる利点があります。

このように、分譲住宅は注文住宅と比べて予算を抑えながらも質の高い住宅を手に入れられることが魅力です。

4.資産価値が安定している

都心の物件は地方や田舎に比べて、資産価値が下がりにくい傾向があります。郊外や田舎は、もともと土地の値段が安く、将来の売却を視野に入れている場合は、デメリットになる可能性があります。

一方、東京は日本の首都であり、経済活動が活発なため、不動産の資産価値が比較的安定しています。特に人気のあるエリアでは、長期的に価値が上昇する可能性も高いです。


東京で分譲住宅を購入する2つのデメリット

東京で分譲住宅を購入する2つのデメリット

東京で分譲住宅を購入する場合、生活の利便性やセキュリティの高さなど魅力的なメリットが多くあります。しかし、住宅の狭さや騒音など、東京ならではのデメリットも存在します。

東京で分譲住宅を購入する主なデメリットは以下の2つです。

それぞれ詳しく解説します。

1.敷地や住宅が狭い

デメリットの1つ目は、敷地や住宅の狭さです。

東京は土地の価格が高額なため、同じ予算でも他の地域に比べて敷地面積が狭くなることが一般的です。敷地が狭ければ、駐車スペースや庭の確保が難しくなり、戸建てならではの良さを得られない可能性があります。

敷地面積が狭ければ、住宅の広さも限定される場合があります。広々とした空間で過ごしたいと考えている方は、予算内で理想の広さの住宅を見つけるのが難しいことがあります。

2.人が多く騒音や密集度の問題がある

2つ目のデメリットは、騒音と建物の密集度の高さが挙げられます。

東京は交通の便が良い反面、都心部や交通の要所では道路や鉄道の騒音が日常的に発生しやすいです。また、建物が密集しているため、隣接する建物からの音が気になることもあるでしょう。静かな環境で暮らしたい場合や、音に敏感な方にとっては、快適な居住環境とは感じられない可能性があります。

敷地面積が狭ければ、住宅の広さも限定される場合があります。広々とした空間で過ごしたいと考えている方は、予算内で理想の広さの住宅を見つけるのが難しいことがあります。

東京都の分譲住宅選びをする際の5つのポイント

東京都の分譲住宅選びをする際の5つのポイント

続いて、東京都の分譲住宅選びをする際のポイントを5つ紹介します。

家の購入は多くの方にとって一生に一度の経験です。後悔しないためにも、ここで紹介するポイントをしっかりと押さえて家選びをすることが重要です。

1.将来的な価値や再販性は良いか

東京の分譲住宅を選ぶ際は、物件の立地や設備レベルなどを考慮し、将来的に再販する際の市場価値を予測することが重要です。

特に、再開発エリアや駅近の物件は、将来的な価格の上昇が期待されるケースが多いです。ただし、大規模な開発計画が予定されている場合は、騒音や渋滞、日照などの問題が発生する可能性について考慮することも忘れないようにしましょう。

また、分譲住宅のデザインや設備、構造の質が高いほど長期的な価値を保ちやすい点もポイントです。加えて、凡庸性の高いデザインや間取りの分譲住宅であれば、幅広い層に受け入れやすく、再販しやすいでしょう。

2.周辺環境は良いか

土地や周辺の環境が良いか調査することも重要なポイントです。どんなに理想的な分譲住宅でも、周辺の環境に問題がある場合は、快適な暮らしを実現することが難しいでしょう。周辺環境を自力で改善することはできないため、慎重に検討する必要があります。

特に重要視するべき周辺環境のポイントは、以下の通りです。

周辺の環境は、昼と夜や平日と週末では様子が違う場合も少なくありません。平日の昼間は落ち着いている場所でも、夜や週末は人通りが増え、治安の面で不安が出てくる可能性もあります。

周辺環境をチェックする際は、時間帯や曜日を変えて複数回、確認することが大切です。

3.収入や貯蓄に見合っているか

3つ目のポイントは、収入や貯蓄に見合った価格か確認することです。

まず、どの程度の頭金を支払えるのかを考える必要があります。頭金が多ければ、毎月の返済額が少なくなり、ローン全体の利息負担も軽減されます。

次に、収入の安定性と生活費を考慮したうえで、無理なく支払える毎月の返済額を明確にしましょう。将来的に収入が安定しているかどうかを見極め、住宅ローン以外の生活費や他の借入れの返済も含めた全体のバランスを考える必要があります。

また、物件の価格だけでなく、管理費や修繕積立金、保険料などのランニングコストも考慮することで、長期的に無理のない支払い計画を立てることができます。

4.自分や家族のライフスタイルに合っているか

3自分や家族のライフスタイルに合っているか検討することも重要です。家族構成に合った間取りの物件であれば、家族それぞれが自分のスペースを持つことができ、居心地の良い家を実現できます。

将来子供が生まれたり、ライフスタイルが変化したりしても対応できるようにするためには、パートナーとしっかり話し合っておくことが欠かせません。

また、分譲住宅を購入したら「どんな暮らしがしたいか」を家族間で話し合っておくことも重要です。理想の暮らし方をイメージすることで、どのような物件が家族に適しているのかより具体的にわかるようになります。

5.建設会社のアフターサポートは十分か

引き渡し後のアフターサービスの充実度を確認することも大切です。

何年か住み続けると、新築時にはなかった問題が発生することも少なくありません。例えば、配管の不具合や壁のひび割れ、設備の故障などが挙げられます。こうしたトラブルや故障時にどのようなサポートが受けられるのか、また保証期間がどれくらいかをしっかりと確認しておくと安心です。

さらに、問題時に迅速に対応してもらえるかどうか、対応のスピードや質についても事前に調べておきましょう。問題が発生した際にすぐに対応してもらえるようなアフターサービスが整っていれば、長期的に安心して住み続けられる可能性が高まります。


東京都の分譲住宅で安い地域【5選】

東京都の分譲住宅で安い地域【5選】

一般的に不動産価格が高騰している東京ですが、地域によっては低価格なエリアもあります。分譲住宅の価格は土地相場と比例するため、土地が安いエリアを参考にすることで、分譲住宅で安い地域を見つけやすくなります。

東京都の分譲住宅で安い主な地域は以下の5つです。

順に紹介していきます。

1.葛飾区(23区内)

葛飾区は、下町情緒溢れる雰囲気が人気のエリアです。最近は駅前を中心に再開発が進み、近代的な街並みが広がるエリアも増えています。また、治安が良く、小さなお子様がいる家庭も安心して暮らせることが魅力です。

葛飾区はJR線、京成線、北総線が通っており、他県へのアクセスが良好。また、水元公園や上千葉砂原公園、曳舟川親水公園など自然豊かな公園が多く、子連れで楽しむことができます。

2024年7月時点の葛飾区の坪単価は、約138万円となっており、東京23区の中で最も土地価格が低いエリアです。低価格な理由は、渋谷や新宿など都心西部への移動にやや時間がかかることや、川が多く洪水の影響を受ける可能性があることが挙げられます。購入を検討する際は、ハザードマップの確認や災害対策をしっかりと行いましょう。

2.足立区(23区内)

足立区は、埼玉県と千葉県との県境に位置しています。治安が悪いイメージを持たれやすいですが、実際には犯罪率が23区内で最も低く、治安の良いエリアも多く存在します。また、子育て支援や買い物環境も充実しており、住みやすい地域です。

足立区は東京23区の中で3番目に広く、荒川や舎人公園などの自然環境が豊かなことも魅力的です。さらに、交通の利便性も高く、東京メトロ千代田線や日比谷線、JR常磐線、つくばエクスプレスなど、8つの路線が通り、都心へのアクセスも優れています。

2024年7月時点で、足立区の坪単価は約145万円で、東京23区内では葛飾区に次ぐ地価の安さです。自然豊かな環境、便利な交通アクセス、整った買い物環境が揃っているうえ、予算内で分譲住宅を見つけやすいエリアと言えるでしょう。

3.江戸川区(23区内)

江戸川区は、東京の東部に位置しています。荒川や中川などの河川に囲まれ、東京湾にも面した自然豊かな地域です。また、区内には多数の駅があり、多くの路線が利用可能なため、さまざまなエリアへの移動がスムーズです。

さらに、公園や河川敷が多数あり、自然を感じながら生活することができます。特に江戸川河川敷や葛西臨海公園は、自然の中でリラックスできる人気のスポット。

利便性の高さと自然豊かな住環境が魅力の江戸川区ですが、東京23区内でありながら、土地や家賃の相場が他の区に比べて控えめです。2024年7月時点の江戸川区の坪単価は、約149万円となっており、東京23区内では葛飾区と足立区に次ぐ地価の安さです。

4.八王子市(23区外)

八王子市は、東京都の市区町村の中で2番目に広い市です。市の中心駅である八王子駅には、JR中央本線、横浜線、八高線の3路線が揃っています。さらに徒歩圏内には京王線の京王八王子駅もあり、都心部や近県へのアクセスが非常に良好。また、駅周辺には多くの商業施設が並んでいるので、生活の利便性の高さも魅力です。

自然豊かで暮らしやすい地域として評価されている八王子市ですが、エリアによっては比較的安価な土地が見つけやすいです。2024年7月時点の八王子市の坪単価は、約53万円です。

5.小平市(23区外)

小平市は、東京都の西部に位置しており、自然豊かで閑静な住宅街が広がった、住みやすい地域として人気です。西武新宿線の小平駅から新宿駅まで約30分で到着し、JR武蔵野線も利用できるため、中央線方面へのアクセスも良好です。

さらに、一橋大学、津田塾大学、武蔵野美術大学などの教育機関があり、子育て世代にも適したエリアと言えます。また、物価が比較的安く、手頃なスーパーマーケットや飲食店、雑貨屋が立ち並ぶ商店街があることも人気の理由です。

生活費を抑えつつも便利な環境で暮らせることが魅力の小平市は、コストを抑えつつ都内に住まいを持ちたい方に最適なエリアです。2024年7月時点の小平市の坪単価は、約85万です。

まとめ:東京で分譲住宅を検討するならM-LINEへ相談を!

まとめ:東京で分譲住宅を検討するならM-LINEへ相談を!

東京は、アクセスや生活環境が整っており、生活の利便性が高いことが魅力です。さらに、最新の設備やセキュリティが搭載された分譲住宅も多く販売されています。しかし、騒音などのデメリットも考慮した上で購入を検討することが大切です。

また、理想の住環境を実現するためには、専門家に相談することをおすすめします。

「東京都内に戸建てを持ちたい」「予算内で最適な住宅を見つけたい」という方は、一度M-LINEにご相談ください。

M-LINEでは、ご相談内容に応じて専門的な知識を持ったプロの視点からご提案・サポートを実施しております。

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執筆者情報

館山

館山

不動産管理会社の知識を活かしながら、フリーランスのライターとして活動をしています。

監修者情報

高坂 昇

高坂 昇 ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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