東京の面白い間取りが特徴の物件まとめ【賃貸・購入可】

「なんでここにキッチンがあるの?」
「この不思議な空間はなに?」
「なぜこんな形をしているの?」

東京で家を探している方の中には、独特で面白い間取りの物件に出会ったことがある方もいるのではないでしょうか。

特徴的な間取りは一見変わった印象ですが、住む人のライフスタイルや使い方次第では思いがけない快適さや楽しさをもたらしてくれる可能性もあります。

本記事では、東京にある面白い物件の間取りの特徴や、東京で面白い間取りが生まれる理由を解説します。東京にある面白い間取りが特徴の物件もまとめました。

また、面白い間取りに関するよくある質問も紹介するので、都内で家を探している方はぜひ参考にしてみてください。

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東京にある面白い物件の特徴

東京にある面白い物件の特徴

東京には土地の制約や個々のニーズに対応した、独特な間取りの物件が多く存在します。また、増改築や時代のニーズなどのさまざまな要素が家造りに反映された結果、普通の家とは一味違ったユニークな間取りのある物件が生まれることがあります。

東京にある面白い物件の特徴の一例は、以下の通りです。

たとえば、一般的な住宅は四角形をしていますが、物件の中には三角形やコの字形、さらには円形の間取りをした物件があります。ほかにも、玄関を開けたらすぐにキッチンがある間取りや、もともと2つだった部屋がリフォームによって1つの部屋になった間取りなどもよく見られる例です。

具体的な間取り例については、本記事の後半でさらに詳しく紹介していきます。

東京で面白い物件が生まれる理由は?

東京で面白い物件が生まれる理由は?

間取りには特に決まったルールがないため、面白い物件が生まれることがあります。

特に東京は人口密度が高く、限られた土地を最大限に活用する必要があります。その結果、ほかの地域ではなかなか出会えないユニークな間取りが誕生することが少なくありません。

東京で面白い物件が生まれる具体的な理由は、以下の通りです。

<狭小地・変形地の活用>
物件ニーズの高い東京では、極端に狭い土地や変わった形状の土地でも効率的に活用するため、独特な間取りが誕生することがあります。

<歴史的背景による増改築>
東京は長い歴史を持つ都市の一つ。戦後の急速な都市化や生活様式の変化に伴い、多くの物件が増改築を繰り返してきた背景があります。時代ごとのニーズや流行を反映した結果、変わった間取りが誕生することも。

<用途変更によるリノベーション>
東京では、もともと商業用や事務所用に設計された建物が、後に住宅としてリノベーションされるケースも少なくありません。建物の用途変更により、元の構造を生かしながらも新しい目的に対応した結果、他にはない独特の間取りが生まれることがあります。

<個性的なデザインの採用>
東京はほかの地域に比べ、さまざまな建築家やデザイナーが活躍する場所。クリエイティブな間取りやユニークなデザインが物件に反映されやすい環境です。

人口が多く常に変化する東京では、住む人々の多様なライフスタイルや時代のニーズに対応するため、物件の設計やリノベーションが進化し続けています。

東京にある面白い物件や間取りの背景には、上記のような要因が隠れているといえます。

東京の面白い間取りが特徴の物件【7選】

東京の面白い間取りが特徴の物件【7選】

ここからは、東京の面白い間取りが特徴の物件を7つ紹介していきます。

上記は実際に都内にある物件です。それぞれの特徴について解説していきます。

1.天井が極端に低い物件

1つ目は、東京23区内にある最上階の天井が極端に低い物件です。天井が低すぎるため、最上階の部屋にはベッドや机などの基本的な家具が置けないほどです。

東京23区内は地価が高いため、敷地が小さく分割されて売られることが珍しくありません。狭小地では延床面積を確保するために3階建て以上の多層階住宅が一般的に建てられますが、用途地域によっては、道路斜線制限や北側斜線制限といった建築制約が物件の天井の高さに大きく影響することもあるのです。

狭小地に多層階住宅を建てる際、設計図上では最上階の間取りが通常の部屋に見えても、実際は天井の両端が極端に低くなり、ベッドや机を置くスペースが十分に確保できないといったこともあります。

2.円形・半円形の部屋がある物件

2つ目は、円形や半円形の部屋がある物件です。一般的な住宅は長方形や正方形が多いですが、中には、円形や半円形の部屋を持つ物件も存在します。

たとえば、リビングの一部が半円形になっているマンションは珍しくない間取りです。このデザインは、おしゃれでハイセンスな空間を演出してくれます。

ただし、円形の部屋は、家具の配置が難しく感じることが懸念点でしょう。四角い家具が多い現代のインテリアでは、部屋の形に合うように上手くレイアウトを工夫する必要があります。

3.三角形の部屋がある物件

3つ目は、三角形の部屋がある物件です。都心では比較的多く見られ、変わった間取りの代表格ともいえます。

たとえば、変形地に建てられた物件は、土地の形状をそのまま反映することが多いため、三角形の部屋になることがあります。三角形の間取りは、ほかの物件にはない独特な空間を楽しめる一方で、家具の配置やスペースの有効活用が難しいことはデメリットでしょう。

4.キッチンの配置が変わっている物件

キッチンは、リビングやダイニングに隣接しているのが一般的ですが、中には予想外の場所にキッチンが配置されている物件もあります。たとえば、玄関近くや廊下の途中にキッチンがある物件などが挙げられます。

キッチンの配置が変わっていると、動線が複雑になる可能性があります。また、調理中にリビングやダイニングから離れてしまうため、家族とのコミュニケーションが取りにくくなることもデメリットでしょう。

一方で、キッチンが独立していることで、「料理に集中できる」と感じる方もいるかもしれません。

5.隠し部屋がある物件

5つ目は、隠し部屋がある物件です。一見、普通の家に見えても、実は誰にも知られていない秘密の部屋が隠されている物件があります。

隠し部屋は、書棚や壁の一部が扉となっていて、押すと隠し部屋が現れる仕掛けになっていることが多いです。まるで、映画や物語の中に登場する部屋のようで、ワクワクすると感じる方もいるのではないでしょうか。

隠し部屋は、趣味のスペースやプライベートな書斎、リラックスするための隠れ家として利用できることが魅力です。

6.リフォームで2つの部屋が1つになった物件

6つ目は、もともとは2部屋だった物件をリフォームして1つの広い部屋に改築した物件です。

もともと別々だった2つの部屋をワンルームに統合した場合、同じ部屋内で、天井の高さや床の材質が異なることがあります。たとえば、ワンルームの部屋の一部だけ天井が低くなっている、洋室と和室の両方が存在しているといった例が挙げられます。

また、部屋を統合した名残で、窓やドアが不自然な位置に配置されていることも。たとえば、一つの部屋にドアが2つあったり、窓が偏った位置にあったりする物件があります。

改築によって生まれる独特の個性を魅力に感じる方には、おすすめの物件です。

7.解放感にとことんこだわった物件

7つ目は、解放感にとことんこだわった物件です。

都内のデザイナーズマンションの中には、徹底的に開放感を追求した間取りが特徴的な物件があります。

たとえば、お風呂やトイレのドアを透明のガラス張りにしているケースです。ガラス張りのドアは、光が通りやすいため、室内全体が明るく開放的になることが魅力です。

また、モダンで非日常的な雰囲気を演出してくれるので、生活感のない家に住みたい方におすすめです。

東京で面白い物件に関するよくある質問

東京で面白い物件に関するよくある質問

最後に、東京で面白い物件に関するよくある質問を4つ紹介します。

疑問点を解消しておくことで、物件選びがスムーズに進められるでしょう。大切なポイントなので、ぜひ読み進めてください。

1.面白い物件に住む際のメリットは?

面白い物件に住むメリットは、以下の通りです。

面白い物件に住むメリットは、自分だけの特別な空間を持てることです。一般的な住宅にはない独自のデザインの物件に、特別感を感じられるでしょう。住み始めると「思った以上に愛着が湧く」という意見もあります。

また、ユニークな物件に住んでいると、友人や家族が訪れた際に自然と話題が生まれます。家そのものが話のネタになるため、来客とのコミュニケーションがより楽しくなる点も嬉しいポイントです。

さらに、変わった間取りや形状の物件は需要が低いため、地域にある同じ広さの物件と比べて家賃が安く設定されている可能性があります。個性的な住まいを手頃な価格で楽しめるのも利点でしょう。

2.面白い物件に住む際のデメリットは?

面白い物件に住む際のデメリットは、以下が挙げられます。

独特な間取りや形状をしている物件は、家具やインテリアがうまく配置できず、デッドスペースができやすいことがデメリットです。特に、円形や三角形の部屋では四角い家具がフィットしにくく、空間が無駄になりがちです。スペースを無駄なく使うためには、特殊な間取りに合うように家具を特注したり、インテリアのコーディネートを工夫したりする必要があるでしょう。

また、特殊な構造や間取りの物件は、将来的にリフォームを行う際に難易度が高くなることがあります。リフォームしたいと思っても、工事費用が高額になったり、思い通りにリフォームができなかったりすることもあるため、注意しましょう。

さらに、使い慣れない間取りにより、日常の動線がスムーズでないケースも。日常生活に不便さやストレスを感じる可能性がある点もデメリットです。

3.面白い物件に住む際の工夫は?

面白い物件に住む際には、独特の間取りやスペースを最大限に活用するために、家具や家電選びを工夫すると良いでしょう。

たとえば、狭い部屋や変わった形状をした部屋には、コンパクトな家具や家電が適しています。なぜなら、スペースが限られている空間では、大きな家具や家電を置くのが難しいことが多い一方、小さめのアイテムであれば、どんな物件でも柔軟に対応できることが理由です。

また、折りたたみベッドや折りたたみテーブルなどは、必要なときだけ出して使えるため、狭いリビングや寝室に最適です。ほかにも、ソファベッド、収納つきベッドなどの多機能アイテムを取り入れることで、スペースを効果的に節約できます。

変わった間取りの物件に住む際は、小さめのアイテムを上手に選ぶことで、狭いスペースや変わった形状でも、機能的で快適な生活が実現できます。

4.面白い物件を選ぶ際のポイントは?

面白い物件を選ぶ際は、独特なデザインや機能を楽しみつつも、生活の快適さや利便性も考慮することが重要です。物件を選ぶ際は、以下の3つのポイントも考慮することをおすすめします。

順に解説していきます。

1.採光と通風は良いか

独特な形状の物件でも、十分な採光と通風が確保されていると快適に暮らせる可能性が高まります。一方、採光と通風が不十分な物件は、湿気がたまりやすくカビや虫が発生しやすいことがあるため注意が必要です。

2.使いやすい動線か

自分にとって動線がスムーズかどうか確認することが大切です。

たとえば、キッチンからダイニングへの移動がスムーズか、収納が適切な場所に配置されているかなどが挙げられます。ただし、料理をしない方であれば、キッチンの位置がおかしな場所にあっても気にならないかもしれません。自分がどのように日常を過ごすかを考え、それに合った動線を選ぶことが、快適な暮らしを実現するポイントです。

3.周辺環境は良いか

住宅の周辺環境は、生活の便利さや快適さに大きく影響します。どんなに気に入った物件でも、周辺の環境がよくない場合は、快適な暮らしを実現することが難しくなります。

周辺の環境を考える際は、以下のポイントに特に注意しましょう。

周辺環境は昼と夜、平日と週末で様子が異なることがあります。平日の昼間は落ち着いていても、夜や週末に人通りが増え、治安に不安が生じる可能性もあります。

気に入った物件を見つけたら、平日・休日、昼・夜など複数回にわけて周辺の環境を確認しておくと安心です。

まとめ:東京で面白い間取りの物件が気になるならM-LINEに相談を!

まとめ:東京で面白い間取りの物件が気になるならM-LINEに相談を!

東京にはさまざまな間取りの物件があります。中には見たことがないような面白い間取りをしている物件も。ユニークな間取りをした物件は、アイディア次第で他にはない魅力を引き出すことができます。

東京で物件を探している方は、本記事の面白い間取りを持つ物件もぜひ参考にしてみてくださいね。

また、理想的な物件と出会うためには、東京都の物件情報に詳しい住宅メーカーや不動産業者に相談することも重要です。M-LINEは、都内の物件の建築や販売の実績が豊富で、お気軽に相談を承っています。豊富な経験と実績を持つ専門スタッフがお客様のご要望を伺った上で、最適な提案をさせていただきます。

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執筆者情報

小林 眞一郎

小林 眞一郎 ou2株式会社 常務取締役 二級FP技能士

ou2株式会社 常務取締役 二級FP技能士

監修者情報

高坂 昇

高坂 昇 ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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