メリット

大開口と大空間

間取りに融通が利くのが鉄骨造の家です。柱や梁になる鉄骨自体が強く、補強する部材が少なくて済むため、空間を縦横に広げて、大きな窓や高い天井など、明るく開放的な空間を自由にデザインできます。大空間・大開口の場合、耐震性が心配されますが、頑丈な鉄骨が建物を支えているので、十分な耐震性を確保できます。

耐久性と大型施設

太くて頑丈な鉄骨を柱や梁に使用して建設するため、耐久性が高く、商業施設や事務所のような大型建築が可能です。

低コスト

鉄骨造は「重量鉄骨*1」の他に、コストが抑えられる「軽量鉄骨*2」があり、建物の目的や用途によって選択が可能です。
＊1 重量鉄骨造：厚さ6mm以上の鉄骨を鋼材としたもの
＊2 軽量鉄骨造：厚さ6mm未満の鉄骨を鋼材としたもの

空間設計の自由度

高層住宅の場合、RC造より柱を細くすることができるため、空間を有効に使うことができます。加えて、斜め施工の場合も自由度が高い建物を作ることができます。

デメリット

断熱性能

RC造や木造に比べてやや断熱性能が劣るといわれている。

防音品質

床をスラブ施工（コンクリート床）にしないと防音性が損なわれる。