WRC(壁式鉄筋コンクリート)造とは、壁全体を構造体として建物を支える構造のことであり、中低層のマンションで用いられます。
RC造が「線」で建物を支えるのに対し、壁式RC造は「面」で支える形状となっています。
太い柱や梁を使用しないため、部屋の隅部や天井の隅に柱や梁の出っ張りがなく、上部空間を収納にしたり、コーナー部を有効に活用することができます
木造や鉄骨造よりも抜群の耐久性があるため、メンテナンス費用を大幅に抑えることができます。
各フロアの壁構造を同じ場所に設置したり窓やドアなどの開口部を同じにすることにより、より耐震性が強い建物に仕上がります。M-LINEのRCマンションは地震に強く、これまでの大地震(阪神淡路大震災・東日本大震災など)で使用不能となったM-LINEのRCマンションは皆無です。また、鉄筋コンクリート構造は高い耐火性を有しているため、火災保険料が安くなるメリットがあります。
壁と床が鉄筋コンクリート造のため、外からの音をブロックし、また、反対に生活音を外に漏らさない遮音性に優れています。
左:ラーメン構造/右:壁式構造
高層住宅には向いておらず、おおむね4,5階までの構造体です。
自重の大きい建物であるため、多額の地盤補強工事が必要な場合があります
左:ラーメン構造の例/右:壁式構造の例
左:ラーメン構造/右:壁式構造
左:ラーメン構造の例/右:壁式構造の例
当社では
メリットデメリットを合わせた
混構造(「WRC造×木造」など)
も可能です。